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テーマ:横浜の街から(2030)
カテゴリ:お出かけ記
梅雨が明けると、連日、暑い日が続いています。横浜や神奈川がそうでもない?訳でもないと思います。やはり、相当に暑いです。 8月3日から4日にかけて、プチ・バカンスということで、まずは恒例となりつつある御殿場のはずれ篭坂ゴルフ倶楽部で友人とゴルフ。 これは、結果は聞かないでください!まあ、年に数回のゴルフを愉しんだ!ということです。 午後3時半に、ヨメが御殿場線に乗って、JR御殿場駅に着くとのことで。風呂にも入らず、慌ててゴルフ場を出たのが3時過ぎ・・・ しかし、須走から御殿場へ至る「国道138号線 箱根裏街道」が意外と混んでいない! お陰で、3時半きっかりに御殿場駅に着いた。 ところが、駅に到着していたヨメはSUICAで改札を通過することができず、JR東海の駅精算に捉まって、なかなか出てこない。こっちは、駅前駐車場でハザード点けながら必死な気持ちで待っていたら・・・ほどなく登場!あーあ(汗)ヨカッタ。 ってなことで、宿である箱根へ向かう前に。御殿場バイパスの「湖水前」を左折して、程なく広いガラガラな駐車場に車を止め。向かったのは、「東山旧岸邸」と「とらや工房」です。 「とらや」といえば、羊羹(ようかん)や最中といった生和菓子屋さんです。赤坂のとらやへ立ち寄ることは学生時代、憧れの的でした。その「とらや」がここ御殿場に工房を開いたのは5年前。そして3年前から、一般公開された「旧岸邸」の指定管理者にもなったそうです。 前置きが長かったですが、ここは知られていないですね。この日も客は双方ともパラパラです。静かでヨカッタ、とも言えますが。やはり知られていないのでしょう。 「東山」というのは地名です。近くに東山湖という大き目の池があります。 旧岸邸へ向かう小路です。こんな緑の多いところです。 そして、旧岸邸の玄関に辿り着きます。 住所は、静岡県御殿場市東山1082-1です。 ちなみに旧岸邸だけ、入場料は個人・一般300円なり 近代数奇屋造り建築家、吉田五十八 晩年の代表作品です。1969年(昭和44年)に完成した旧岸邸です。 広い居間大きな革張りの椅子は岸 信介が愛用したそうで、緑多い庭園を眺めるのに最もよい場所だそうです。 岸 信介は1896年山口県生まれ、戦前から活躍し1957年2月に第56代内閣総理大臣に就いています。在任中の最大の出来事は、60年日米安保改定をめぐる国内最大の世論をを真っ二つにした安保闘争に直面したことでしょう。 邸宅の食堂は、そんな岸 信介の晩年を過ごした趣が残っているようです。「昭和の妖怪」と言われた人物の在りし日が偲ばれる邸です。 食堂から庭園が臨めます。 旧岸邸から歩いてすぐ、隣の「とらや工房」に入ります。 池を中心にここも緑の多い庭園を囲むように、半円形の建物があります。 お店の中。ここは工房ですから、和菓子を作り、売っています。しかし、とらやの御菓子は昔も今も やっぱ高い・・・ですね。 ここでは大福、赤飯大福、どら焼き、人形焼きといった少し単価は安い和菓子も売っていました。 あっしは冷たいお茶だけにしましたが・・ヨメが注文したのは そう、あんみつです。これがなかなか手の込んだ一品。ひんやりした食感は、真夏のタソガレ時にぴったりの品でしたよ。 御殿場の、あまり知られていない「旧岸邸」と「とらや工房をご案内いたしました。 《撮影日:2012年8月3日 カメラ:OLYMPUSμ830》 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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