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       世に棲む日々

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2008.01.12
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カテゴリ:社会
小論文入試にせよセンター試験にせよ
その時々の時事的な話題が
出題テーマになることもありますので,
今年はオリンピックとアメリカ大統領選挙の年というわけで
中国とアメリカ関連は一応押さえとかないとね…
なんて話を生徒としています…(^^)v

さて,アメリカの大統領選挙は
初の女性大統領と初のアフリカ系大統領をめざす
民主党の候補者氏名争いが激化していますが

少し前まではヒラリー氏断然有利の下馬評から
オバマ氏の急速な支持拡大で面白くなってきました

予備選の第一ラウンドではオバマ氏の圧勝だったでのですが,
第2ラウンドの予備選でヒラリー氏が復活を果たしたのですが
そのヒラリー復活の原因に「涙」があげられていますが
このことについて日本ではちょっと捉え方が違うような気がしました。


  「クリントン氏、涙が勝因か=「冷たい女性」払拭-米大統領選」

   米大統領選のニューハンプシャー州予備選で復活を果たした
  民主党のヒラリー・クリントン上院議員の勝因について、
  米メディアの間では、予備選前日に支持者の前で
  クリントン氏が涙ぐんだシーンが
  「冷たい女性」との印象を払しょくし、
  有利に働いたとの見方
が出ている。
  9日付のウォール・ストリート・ジャーナル紙は、
  涙を浮かべた場面が繰り返しテレビで放映されたことが
  「彼女を人間らしく見せた」と分析した。
  CNNテレビは、同氏がアイオワでの敗北後、
  討論の場でも感情を表すよう努めていたと指摘。
  「直前の涙が高齢の女性の同情を誘った」と報じた。
  【2007年1月10日 時事通信】

ということなんですが…
日本では「女の涙」を武器に使って同情票を集めた…
みたいに論評されるのが多かったですが
「ちょっと違うんじゃない?」
というのが今回のテーマです。

もっとも私も最初は同情票狙いの演出と思っていましたし
「女性の涙」には弱い事は
男性としての経験からも理解できます。
でも,私のその考え方自体が
ジェンダー的には差別的な見方ではないかと思ったのです。

その思ったきっかけは,
最初ヒラリー陣営はこの涙に対して
女性としての弱さを指摘されるようであれば
男女差別ではないかという反論をする考えが
あったということを聞いたからです。

この「女性の涙」に対するステレオタイプ的な
女性はすぐに感情的になるとか
理性が女性の涙に押し切られれるなどの
所謂「女性の涙には勝てない」という捉え方が
まだまだ多いような日本の場合と
アメリカでの捉え方はちょっと違うのかも知れないと思ったのです

アメリカでは女性の力が強いと言われるように
女性の社会進出や男女平等の意識については日本の比ではありません

例えば日本では未だに「女のくせに…」みたいに言う人がいますが
アメリカでそんな発言をしたら訴訟問題になりますし
莫大な賠償金を請求されます…(^_^;

つまり,今回の涙については
アメリカでは「弱い女が同情を引くために流した涙」と
捉える人はほとんどいなかったのではないか?ということです。

例えば日本の選挙で同じようなシーンが流れると
「同情が目的ですかね…」みたいなコメントを
○○もんた氏なんかが簡単に言いそうですが
アメリカではそういう報道がそもそもされなかった…
(されたら前述の反論をヒラリー陣営はする予定でした)

そういう面では日本よりも性差別の意識では
はるかに民主的であることを私は感じました。

しかし,それでも,
涙が原因で予備選に勝利したと言われていますが
それはなぜか?

鉄の女と称されるヒラリー氏ですが
夫が大統領時代の不倫セックススキャンダルでも
涙を見せなかった…
もし,仮に女の武器として使うなら
ここで使う方がはるかに効果的です。

そこでも泣かなかったヒラリー氏が
支持者との集会で涙を見せる…

もちろん,本人でないと心情は分かりませんが
周囲との関係性(夫の不倫に対する感情などですね)
涙を見せるのではなく
自分自身の内面性で見せた涙
ではなかったでしょうか?

つまり自分の危機的状況に対しての感情
自分自身に対してのふがいなさや怒り
そして負けない・逃げない…といった感情が涙になって…

それが人間ヒラリーの一面を見せることになって
共感した人達の票が集まった…

そんな気がしています。

PS
ヒラリーさんはこのブログは
読んでないかも知れませんが
勝手な心理分析で不快な思いをされていたら
この場を借りてお詫びします。
予備選の結果大統領候補に指名され
初の女性大統領に選出されるように応援しています。

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Last updated  2008.01.12 23:47:49
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