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2017年09月06日
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カテゴリ:政治
文在寅韓国大統領とプーチン大統領の会談が話題になっている。

今日、文大統領はプーチン大統領に北朝鮮への石油の輸出を止めるよう要請した。
だが、プーチン氏は「われわれも北朝鮮の核開発に反対しているが、
石油禁輸で北朝鮮の病院など民間に被害が出ることを懸念している」などと綺麗事を言い、
文氏の要請をあっさりと断ってしまった。

当然ながらロシアは北朝鮮を守りたいと思っている。
この理由は以前も書いた通り、素人でも簡単に推測できることである。
中国やロシアにとっては、昔ながらの東西対立の緩衝地帯が必要だということだ。

トランプ大統領にしてみれば、やや左寄りではあるが
文在寅に朝鮮半島統一政権を作ってもらうのが一番手っ取り早く、ありがたいことである。
だが、そうなると緩衝地帯がなくなり、中・ロは西側国家の韓国と面と向かうことになる。
中国と今の北朝鮮の国境付近に中・ロに向けたミサイルが配備される可能性もあるわけだ。
これは中・ロにとって非常に好ましくない状況である。

この点に関して、おそらく日本人の中では今のロシア情勢について
最も詳しいと思われる若き国際関係アナリストの北野幸伯氏が
ダイヤモンドオンラインで非常に面白い記事を書いている。

<金正恩暴走の影にロシアの支援あり>

特に面白いのは、アメリカが現代史の中でロシアに対して行ってきた裏切り行為である。

◆(ソ連崩壊後の)新生ロシアの初代大統領エリツィンは、
◆米国やIMF(国際通貨基金)などの勧告に従って経済改革を行ったのだが、
◆これが大失敗だった。ロシアのGDPは、92~98年でなんと43%も減少してしまう。
◆この悲惨な結果について、ロシアでは「米国がわざと間違った改革をさせ、
◆経済を破壊した」と広く信じられている。

◆さらに、安全保障面でも、ロシアは米国に失望した。
◆90年、資本主義陣営の西ドイツと、共産陣営の東ドイツが統一された。
◆これは、ソ連の許可なしでは実現しなかった。
◆米国はこの時、「NATO(北大西洋条約機構)を東に拡大することはない」と、
◆ソ連に約束したのだ。しかし、後に米国は、これをあっさり破った。
 (中略)
◆ソ連が崩壊してから、NATO加盟国はなんと13も増えている。

◆14年3月18日、ちょうどクリミア併合を決めた時のプーチン演説を引用してみよう。
◆「我々は何度もだまされてきた。我々の見えないところで事が決められ、実行された。
◆ 例えばNATOの東方拡大やロシアの国境近くに軍事施設を設けることなどだ。
◆ 彼らは同じことを繰り返してきた。」

お読みの方々には90年以降のマスコミの報道を思い返して戴きたい。
「東にはNATOを広げないと米国が約束したこと」を日本のメディアは伝えただろうか。
そして、その約束を平然と破ってNATO加盟国を増やしてきたことに対して、
アメリカに批判的な報道をしたメディアはあっただろうか。

2014年にロシアがクリミアを併合したとき、
この「約束」について日本でもやや話題になり、NHKもこれを採り上げた。
だが、どちらかと言えば「ロシアの苦しい言い訳」であり、
「クリミア併合は悪」という印象で伝えるメディアが多かったと思う。
当然ながら、日本のメディアにはアメリカを悪と定義することなど到底できはしない。

ちなみに私は、クリミア併合は悪ではないと今でも思っている。
2014年の3月に以下のように書いていた(笑)。
<95%は疑わしいが…>

とにかく北野氏に寄れば、そういう流れの中、ロシアはアメリカを憎み切っているのだ。
クリミア併合などではまだまだ腹の虫が治まらない状況なのだろう。
逆に、北朝鮮に半島を統一させたいくらいなのかもしれない(笑)。

中国も文在寅統一政権などは到底認めないだろうから、金正恩政権崩壊後の半島を
いかに平定するかについて、米・中・ロが完全に合意するのは夢のまた夢と言えそうだ。
米国が金正恩暗殺部隊を送るのは、私が生きているうちには無理なのかもしれない。





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Last updated  2017年09月07日 00時27分58秒
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