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カテゴリ:政治
山尾志桜里氏には本当にがっかりした。
つい一昨日、 ◆要するに、山尾氏には「先手を打って危険な目を潰す才能」や ◆「自分に責任がかかるのを回避する才能」があったということだ。 と褒めたばかりなのに、結局今日、民進党を離党することを発表した。 彼女を「したたかな政治家」などと過大評価してしまい、 わずか2日後に撤回しなければならなくなったことを甚だ恥ずかしく思う(笑)。 今、今日の山尾氏の記者会見を見終わったところだ。 何度も何度も「申し訳ない」を繰り返し、ひたすら詫び続けている。 反省しているというより、民進党を離れなければならなくなったことを かなり悔しく感じているように見受けられた。 しかしながら、肝心の不倫疑惑については「男女の関係は無い」と否定している。 私には、ここがどうにも納得できない。 いや、私だけでなく日本国民の多くが納得していないだろう。 「不倫をしていないのになぜ離党しなければならないのか」 国民の疑念はこの一点に集中しているはずだ。 週刊誌に採り上げられても、不倫の事実が無いのなら逆に週刊誌を告訴すればいい。 検察官上がりの超エリートなら、口頭弁論の際も弁護士など必要ないだろう。 安倍総理に国会で食ってかかったときはヒステリー扱いもされていたが(笑)、 反安倍派から見れば頼もしい存在だったと思う。 議員を辞職するかどうかはわからないが、とりあえず記者会見は終えてしまった。 これ以上マスコミの前に出てきて話す機会はおそらく無いだろう。 つまり本人としては、「不倫はしていない」と公言して今回の騒動を終わらせたのである。 ゴーマニズム宣言で有名な小林よしのり氏は 「山尾志桜里を総理にする会」の代表を務めている。 その彼が、今回の騒動に関して ◆山尾志桜里は「事実無根」を決め込むしかない。認めたら家庭が崩壊してしまう。 と述べていた。 おそらく山尾氏はこの方法を採ったのだと思う。 夫や子供を守るために、妻として、母親として「不倫はしていない」と宣言した。 しかしながら、おそらく小林氏も「事実無根を決め込むなら離党などしてはいかん」と 思っているに違いない。 そもそも、今まで離党した自民党議員は実際に不倫をしたことを認めているのだ。 「不倫をしたから」離党したのである。 繰り返すが、不倫をしていないのに離党するのは実におかしな話だ。 会見を見た多くの国民が、山尾氏を「ただの嘘つき」と判断したのではないだろうか。 小林氏は「まだ代表を降りるつもりはない」とブログで綴り、山尾氏にエールを送っている。 だが、残念ながら不倫疑惑の上に嘘つき疑惑が重なってしまっては、 山尾氏はもう政治家としては終わりだろう。 次の選挙で当選できないのは目に見えているのだから、 これだけ世の中を騒がせた後でも就ける職業を探した方がいい。 今回の騒動に懲りて、第二の人生を着実に、堅実に送ってほしいものである。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2017年09月07日 23時26分07秒
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