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カテゴリ:政治
トランプ大統領がTwitterで金正恩を「ロケットマン」と呼んだことが話題になっている。
「I spoke with President Moon of South Korea last night. Asked him how Rocket Man is doing.」 しかも、悪い言葉で金正恩を罵っているわけでもなく、まるで友達のような扱いだ(笑)。 ただ、その後は「Long gas lines forming in North Korea. Too bad!」と続け、 石油輸出制限のためにガソリンスタンドなどに長蛇の列ができている北朝鮮の現状を、 「ざまぁみろ!」とコケにしていた。 いかにもトランプ大統領らしいtweetと言えそうだ。 もっとも、当たり前のことだが北朝鮮の石油不足は国連決議の後から始まったわけではない。 4月下旬にもそのような状態になり、「中国が制裁開始か?」と話題になった。 ついこの間も書いたが、だいぶ緩和された後の米国の制裁案では、 北朝鮮を致命的に苦しい状況に追い込むことはできない。 というより、北朝鮮は昔から何十年も制裁を受け続けているので、 この程度の制裁には慣れっこなのだ。もちろん苦しいのは当然だが、 軍の高官などは「最後まで戦う」と威勢のいいことを言っている。 今月初めに出た「週刊現代」では、その高官が 「アメリカが北朝鮮対する武力行使を決めた段階でワシントンに向けてICBMを発射する」 と宣言していた。 以前も書いたように、これが日本にとって最も恐れなければならないシナリオである。 北朝鮮にはミサイルをワシントンまで届かせる技術は九分九厘無い。 だが、韓国や日本にならばいくらでもミサイルを撃ち込める。 ひねくれた言い方をすれば、アメリカのせいで日本が攻撃されることになるのだ。 どの程度の確率なのかはまるでわからないが、そうなった際は、アメリカの先制攻撃が 一瞬で北朝鮮のミサイルをすべて破壊してくれることを祈るしかないだろう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2017年09月20日 02時07分41秒
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