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カテゴリ:事件・事故・天災
新宿歌舞伎町。
もう40年以上前のことだが、大学生時代に初めてここへ行ったとき、 いきなり本物の「その筋の人」とすれ違った。 初体験のショックは実に大きい。 60を過ぎても、未だに歌舞伎町には行きたいと思わない(笑)。 だが、歌舞伎町の恐ろしさはそちら関係だけではなかったようだ。 今日午後7時頃、女性が「空から降ってきて」男性の通行人に当たったという。 ビルの8階から飛び降りた女性は全身を強く打って死亡。 実に不運な男性は右腕を骨折する大けがを負ってしまった。 以前も書いたことがあるが、 自殺というのは、それまで食らってきた数多くの命に対する裏切りである。 彼女に食われた動物達、植物達は、わずか二十数年で自ら命を絶つような人間のために なぜ自分達の命を差し出さなければならなかったのか。 彼女は、糧となってくれた何千・何万の命の価値を全くの「無」にしてしまったのだ。 しかも彼女は、すんでの所で他人の命をも奪うところだった。 男性の怪我が完全に治癒する骨折ならいいが、もしも後遺症が残るような状態だとしたら、 死んだ女性はこの世に対する怨みに加え、呪いまで残していったことになる。 はた迷惑この上ない自死である。 ネットで検索すると「また飛び降り」という書き込みも見られた。 どうやら歌舞伎町での飛び降り自殺は珍しいことではないようだ。 雰囲気のあまり良くない歓楽街である上、ときおり人が空から降ってくる街。 大学の同級生が東京で定期的に飲み会を設定してくれるのだが、 「たまには歌舞伎町で…」などという話になったら、 どんなに暇なときでも私は間違いなく行かないだろう(笑)。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2018年10月06日 00時31分22秒
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