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カテゴリ:事件・事故・天災
なんとも悲しく、残念な話だ。
奄美大島瀬戸内町に近畿大学の「水産研究所奄美実験場」がある。 近畿大学によると、ここで養殖していたクロマグロ約7000匹のうち、 半数以上の約3700匹が死んだそうだ。 ここでは、年代別にいけすを分けて養殖していて、 一番古いもので2015年から養殖を始めたマグロも含まれていたという。 死んだマグロのうち約800匹はすでに40kg以上の体重があり、 近く飲食店などに出荷する予定だったらしい。 理由は台風21号による高波である。 台風によって発生した高波の影響で、マグロが網にぶつかって死んだと考えられている。 2002年に世界初のマグロの完全養殖に成功した近畿大学は 2004年から養殖したクロマグロの出荷を開始した。 「近大マグロ」というブランドはすでにかなり広まっていると言えるだろう。 今回は実に残念な事故だった。 台風は人の命だけでなく、多くの生き物の命を奪う、本当に忌むべき天災である。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2018年10月16日 22時43分05秒
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