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カテゴリ:経営
今日はアイリスオーヤマさんの賀詞交換会に参加するため、仙台に出張で来ました。
早朝の飛行機で仙台空港に着き、そこから仙台駅まで移動したのですが、関西の暖冬の中で過ごしている身には仙台の寒さが身に沁みました。 海岸線を走る電車が駅に到着し、扉が開閉される度に、恐ろしいくらいの寒気が足元から押し寄せて来ます。 駅で待ち合わせの時間があるので、扉が開いている時間も長く、何度か閉めるボタンを押しましたが、他の乗客の方々は慣れているのか開けっぱなしで平気な顔でスマホをいじられていました。 仙台駅に着き、午前中はお世話になっている会社に表敬訪問したのですが、仙台駅から10分ちょっと歩いただけで、体の芯から冷やされた感覚になりました。 そんな仙台の洗礼を受けた後、ランチには仙台名物の牛タンをいただきましたが、さすが本場と思わせる肉厚とジューシーな味わいを堪能させていただきました。 そして、アイリスオーヤマさんの賀詞交換会に参加させていただきましたが、会場には社員さんも合わせると、500名近い来場者で溢れていました。 日本を代表する企業らしく、宮城県知事や仙台市長も挨拶をされていました。 冒頭にアイリスオーヤマさんの生みの親である大山会長のお話がありました。 コロナの巣籠もり需要が落ち着いてしまった家電部門やコロナが落ち着いたマスク事業の落ち込みで、減収決算になったようですが、パック飯、富士山の水などの食品事業が大きく伸長し、会社の屋台骨になっており、増収決算になったそうです。 ここ数年は、海外マーケット開拓のために海外工場などに積極投資をされていましたが、昨年あたりから国内工場への投資に力点を置かれているそうです。 これまで幾多の修羅場を乗り越え、アイリスオーヤマさんを日本有数の企業に育て上げたレジェンド経営者の一言一句を聞く貴重な機会をいただきました。 そのレジェンド経営者からバトンを受け継いだ大山社長の話は、新事業であるロボット事業の可能性や数字をもとにした分かりやすい内容でした。 とても物腰や語り口は柔らかく、実務に強い後継者という印象でした。 会長、社長のいづれにも強く表現されていたのが、伸び続けるためのニーズを瞬時に掴む多角化経営への決意です。 マスク事業にしても、コロナになってマスク不足が叫ばれ始めた初期の段階で、アイリスオーヤマさんが大規模な製造設備を導入するニュースが流れました。 今回も年始に発生した石川県の震災被害に対して、いち早く物資の供給や支援に動いています。 そのスピード感がアイリスオーヤマさんの最大の強みであることが分かりました。 これまでカンブリア宮殿などのテレビで観て、知識としては知っていましたが、その空気感を直接感じる貴重な機会となりました。 当社も多角化スピード経営推進の一端を担えるように尽力していきたいですし、そのエキスを自社の経営にも生かしていきたいです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2024年01月12日 23時50分49秒
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