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福井晴敏氏と言えば、映画「ローレライ」が思い出されますが、アレは、かなーり突っ込み所満載な、でも、個人的には好きな映画ですけど、香椎由宇とか、で、今回も、福井晴敏氏監修、脚色で潜水艦もの、一つ間違えば、二番煎じになりかねない、そんな危険性も、はらんでいますが、これはこれで、「ローレライ」みたいな、荒唐無稽な描写は皆無、リアリティを追求した映画でした。
個人的には普通に楽しめましたね、まぁ、ストーリーテリングが、導入部、いきなり現代で、当時の現場にいた人に会いに行くって、何処かで観たぞ!あ、「プライベート・ライアン」もそれぽかったし、数えればいとまがない感じで。。。でも、そんな展開は極めて予定調和ですけど、何か惹き付ける物を感じました。 具体的に、彼処が良い!とかじゃなくて、全体に漂う空気感とでも申しましょうか? それが、「極々、ありがちな、潜水艦もの」だけど、重々、分かっているけど、個人的に好きな映画なのでした。
潜水艦内の地獄のような閉塞感を巧く表現出来ていると思いますよ。
余談ですが、玉木宏ファンにもお勧め、イケメン好きな女性陣にもお勧め。そんな映画でもあったりして。
でも「U-ボート」には敵いませんね。 アレは、ウォルフガング・ペーターゼン監督の傑作。 戦争の虚しさを伝えた最高の一品。