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テーマ:試写会で観た映画の感想(678)
カテゴリ:試写会感想録
設定は、斬新、今まで観た事のないノンジャンルな映画の感覚に鑑賞者を陥れます。
普通のシリアルキラー物と違うのは、被害者視点の幻想的風景、それに尽きるかと。 そう、殺害された女の子視点での「今、其処にいる、風景」の映像感覚が素晴らしかったのでした。 あー 幻想的風景を文字通り、映像化すると、こういう映像になるのかと、その辺は素直に感動しました。 しかし、敢えて、難癖をつけるなら、「終わり方がすっきりしない!」とも言えます… うーん、もう一捻り欲しかったかな? シナリオ的に。 如何せん、「何処かで観たことのある」系の映画では無いので、その辺の作り込みが、甘かった、と厳しめに言って仕舞うとそうなるかも? そんな、比較対象のない映画なのでした。 しかし、総じて、2時間15分の長尺を感じさせないストーリーテリングは、最後まで、鑑賞者を釘付けにします。 比較的、お勧めな部類に入る映画化も知れません<弱気で★三つ半とちょいで、点数をつけるなら。 しかし、ピーター・ジャクソンのシナリオ作成能力は、「ロード・オブ・ザ・リング」で既に証明されていますが、確かな、力強さを感じさせられます。 決して、つまらない!そんな映画じゃないですよ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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