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うちは、個別指導という形を取っている。
わからないところを丁寧に教えてもらえる、という利点が一般にはあると思う。 それはもちろん間違ってない。 しかし一つ弱点がある。 授業後の管理までできないと言うこと。 別に個別に限ったことではないが、個別だと、一応授業中の本人の反応が直接つかめるので、わかりやすく丁寧に教えることはできる。 生徒達に満足は与えられる。 問題はその後。 当然定着のために宿題を出す。 これをやってこない。 この場合、ほとんど元の木阿弥。次回来たときには、前回の内容はどこかに行ってる。 個別は比較的、勉強が遅れているイメージのある生徒が取ることが多い。 授業をきっかけにまじめに勉強してくれれば良いが、なんとなく塾に来て、授業受けて、わかったつもりになって、家帰ったらほとんどなにもしない、こんなパターンはそう珍しくない。 結局堂々巡り。 これでは直近のテストくらいはどうにかなるかもしれないが、長期的に成績を上げていくのはかなり難しい。 勉強が遅れる理由はいろいろあるが、その生徒の習慣というか、文化に依拠することが多い。 塾はきっかけであり、最後は自分と向き合い、自分を変える覚悟が必要。 行っただけでどうにかなるなら苦労は要らない。 もちろん授業や教材の工夫などはこちらの仕事。 やらない生徒が悪いとは毛頭思ってない。 ここ数日、テスト勉強している生徒を見ていて、やはりコツコツと自分の勉強に取り組んでいるから成績がとれるんだよなあ、と強く感じた次第。 個別って、依存度が高くなりやすいが、依存だけではどうにもならんのよ、というお話。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2016.10.03 11:43:18
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