受験校を決めるとき、すべて親任せ、親がかりというのはそうそうないだろうが、それに近い状態というのは結構ある。
子供の意見を聞いているようで、実は親が主導という。
中学生以上の場合、たぶんそれではもめる元になりかねない。
基本は、ある程度選択肢を示した上で、最後の判断は子供。
選択肢には、親がいくら知恵を絞っても良いし、むしろそうすべき
しかし、最後の判断は本人。
もちろん、判断基準はしっかり話し合った上で。
高等テクニックだが、親の意向に、本人が判断して決めたという方向に持って行ければ最高。
とにかく大事なのは、本人が決めたという事実。
自立心がでてくる年齢。
そこは尊重してあげないと。
これ、普段の勉強でも同じ。
中学生位になって、子供の勉強にあれこれ介入しても、あまり効果は得られない。
やはりここは、本人を信じて見守る方が吉。
ある程度苦労させていたい目に遭わせることも、時には必要。
教育の目標は自立にあるのだから、あんまり先回りしてあれこれ口出さない方がいい気がします。
経験上。
平成29年1月5日(木) 大田区松栄塾 記