夏休み中につき、過去のを再掲してます
個別指導の場合、たいてい1科目につき週1コマが基本になっていると思う。
先生が近い距離でセッセと教えて、生徒が理解する。
自分のできないところをピンポイントでわかりやすく教えてくれる。
だから需要があり、人気もある。
しかし、わかりやすく教えてくれることと、本当に本人が理解できることは別物である。
本来は、それをしっかりと自分で復習して、練習問題を繰り返して、ようやく自分の力になっていく。
でも予想通り、結局それは理想で終わる。
大概は、わかったつもりになって、その場が終了。
家に帰ると、やれやれ。
宿題が出ていたとしても、当然すぐにはやらずに、次回の塾の前日にでも、
「あ、明日は塾だ、宿題やらねば!」
とやり出すのが関の山。
場合によっては当日に
「今日塾の日だ! 宿題やらないと!」
というのも珍しくない。
当然間が空いてるので、先週習ったことはあまり覚えていない。
やっつけでやるか、空欄が多いままになるか、ひどいのになるとやらない・・・
前の理解がないまま、次に進む。
復習することが積み重なる。
いくら個別でやろうとも、このスパイラルで成績など簡単に上がるわけがない。
ましてや、家ではスマホやテレビ三昧でどうするのか?
週1コマで成果を出すには、この逆のことをすれば良い。
復習と宿題は、当日か、遅くとも翌日までに済ます。
ただこの作業を、生徒自身に任せるというのは難しいことだと思う。
ある程度成績がとれている生徒は、こういうことが自然にできている。だから週一コマ程度でもOK。
でも、元々個別を希望する場合は、その逆が多いと思う。
だからといって、大量の課題とチェックテストのローテーションですべて解決できるとも思えない。やり方として間違っているわけではないけど。
後はいろいろ相談ですね。
平成29年8月22日(火) 大田区 松栄塾