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2009.06.18
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カテゴリ:コピペ

レジデント初期研修用資料

2009.06.17

コミュニティにおける祭事というもの

 

世論という神様と祭事

弟鳩大臣が結果として辞任して、あの人の判断は、経済的にも、あるいは政治的にも、どうもあんまり正しくないみたいなのに、あの人に対する支持は増えて、自民党の政治家も、総理大臣よりも、むしろ弟鳩大臣を支持しているように見える。

何もかも間違っている振る舞いを、「罷免された」という犠牲を用いることで、強引に正当化する、今弟鳩議員のまわりでおきていることは、「祭事」なんだと思う。

祭を執り行っている人に、政治レイヤ、あるいは経済レイヤから、いくらその間違いを指摘して、その人の振る舞いを叩いて見せたところで、なんの効果もないばかりか、叩いたその人が支持を失ってしまう。叩く側の人が、どれだけ分かりやすく、どれだけ正当な論理を展開したところで、恐らくはその正しさだとか、分かりやすさは、かえって世論の反発をまねく。

「祭事」というのは、集団になった人、「世間」とか「世論」、「空気」みたいに、個人と個人の境界が薄れた、あやふやな固まりになった人の群れを操作するための技術で、それはもう、理屈でどうこう、というものではなくて、もっと獣っぽい、「血」だとか「炎」みたいな、そんな象徴を利用したやりかた。

扱い方は難しいし、個人が融合して、荒ぶる神様みたいになった集団は、何を考えているのか、何が正解なのかよく分からないけれど、「祭」を上手く執り行うことができたなら、その人はたぶん、天下を取れる。

その代わり、祭事が間違って執り行われると、その人は大きなダメージを受けるだろうし、世の中収拾がつかなくなってしまう。弟鳩議員が今行おうとしている祭りは、どちらかというと、期せずして「祭」が始まってしまった、間違って執り行われた祭であるように思える。(略)

 

祭事をエンジニアリングすべきなんだと思う(略)

恐らくは、世間の空気という、荒ぶる神様を起こさないように、不安定な祭事レイヤの上で、 政治的、経済的に正しい判断を粛々と遂行するのが正しい政治家なんだろうけれど、 一発逆転を狙って、正しい知識も持たないままに、祭事レイヤに潜ってちゃぶ台をひっくり返そうとする人が 出てくると、世の中がめちゃくちゃになる。





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最終更新日  2009.06.19 00:34:49


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