「コールド・マウンテン」を観てきます
おはようございます。台風一過?とても気持ちのよい青空が広がっています。たまった洗濯物をせっせと洗って(洗濯機がです(*^_^*))、お掃除すませて、これから映画にいってきます。今日の1本は「コールド・マウンテン」。本当は「スクール・オブ・ロック」を観たいのだけれど、とりあえず今日はお友だちと一緒にこれを。公式サイト見ただけで泣いちゃった私だから、きっと号泣だろうなぁ……私はこんな気持ちのよい日に映画など観て、とても幸せに過ごしてはいるけれど、心のどこかにいつもいつもひっかかっていること。世界では恐ろしいことが起こっている。パレスティナが救いを求めています。★★パレスチナ・ナビ★★BBCニュース(英語サイト)写真★★BBCニュース フォト・ジャーナル(英語) Photo journal: Life in Rafah, GazaDreams (フォト・ジャーナルより抜粋)"Our home was demolished because the Israelis want to clear a zone between Rafah and the Egyptian border. Now they tell us they are going to pull out of Gaza. I'll believe it when I see it. I really think the whole idea is tactical. "When you look to the future, we have all sorts of dreams for our family and for Palestinians. But when you think about it there is no sign of things improving. They seem to be going from bad to worse." ----------こんばんは。観てきましたよ、「コールド・マウンテン」。私が考えていたよりも重かったです。いきなり戦闘シーン、というか、爆破シーンから始まったので、けっこう身構えてしまいました。だってキャッチ・コピーが「帰りたいーあなたがいるから。還らなければー魂の求める場所へ」なのですよ。いかにも私好みでしょ?(*^_^*)さらに宣伝文句には「至高のラブ・ストーリー」、なんてあったものだから、戦闘シーンがこんなにリアルだなんて……そういえばR15指定だったんだよね。うっかりしていました。たった一度の口づけでお互いが運命の相手と知る。その日が別れの日だった。インマン(ジュード・ロウ)は戦場へ、エイダ(ニコール・キッドマン)は彼との想い出の地、コールド・マウンテンでインマンの帰りを待ち続けると誓う南北戦争という激動の時代に引き裂かれたふたり、お互いの消息が分からないまま、会えない3年が過ぎた。瀕死の重傷から回復したインマンは軍を脱走、エイダのいるコールド・マウンテンを目指して歩き出す……はい、もちろん泣きました。いろんな意味で切なかったです。戦争が引き起こすさまざまな悲しみ、苦しみ。それを乗り越えてたくましく生きる人々の姿。そしてどんなに絶望的な状況の中にあっても、愛する人がいるということは大きな希望になるんだな、と。でも、見終わって心にずっしり残るのはやはり戦争の愚かさ。南北戦争にしても実際にあったことだけれど、現実に今、この時間にもイラクやパレスチナ、その他の場所で、戦争という殺し合いが行われている。ずっとずっと昔からの憎しみ・悲しみの連鎖。どうして断ち切れないのかな、どうして戦争しないでいることはできないのかな。考えてしまいます。ところで、映画館、なんと貸し切りだったの!170席くらいある劇場なのに、入っていたのは友人と私のふたりだけで、思わず「え?」と顔を見合わせてしまった。平日の昼間、田舎の映画館って悲しいね。観る方としては自分のために上映してもらってるようでとってもうれしかったんだけど……これじゃ私の好きなミニシアター系の映画なんて興行的に成り立つはずないか。それらはビデオかDVDになるのを待つことにしましょう。映画の詳しい情報は公式サイトで。★★「コールド・マウンテン」