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あっき〜2002さんの楽天エンタメナビでの

映画「天空の蜂」の作品評価は5点(5点満点)です！

映画「天空の蜂」



■出演者
江口洋介/仲間由紀恵/綾野剛/光石研/佐藤二朗

作品レビュー「本気度をアピールしまくるテロ映画」を楽天エンタメナビで見る

あらすじ
人気作家・東野圭吾が1995年に発表した同名ベストセラーを
「20世紀少年」「SPEC」シリーズの堤幸彦監督が映画化した
サスペンス大作。
最新鋭の巨大ヘリを乗っ取り、原発爆破を予告するテロリストと、
その阻止に奔走する人々の攻防をスリリングに描く。
主演は江口洋介と本木雅弘。1995年8月8日。
最新鋭の超巨大ヘリ“ビッグB”が、突如動き出し、
設計者・湯原の息子・高彦を乗せたまま
福井県にある原子力発電所“新陽”の真上でホバリングを始めた。
ビッグBは、“天空の蜂”と名乗るテロリストによって
遠隔操作でハイジャックされてしまったのだ。
犯人は政府に対し“日本全土の原発破棄”を要求し、従
わなければ、大量の爆発物を搭載したビッグBを
原子炉に墜落させると宣言するが…。

原発テロをテーマにした映画です。
主要キャストそれぞれの役柄に、
テロに対する本気度をアピールするエピソードが盛り込まれており、
こんな事が有ったから、命を懸けてテロやってるんだ！
という説得力が、
そのまま、迫力と面白さになって画面から滲み出して来ます。

邦画のテロ映画なんて・・と、
アメリカドラマの真似事だろうと馬鹿にして見始めたところ、
時代劇の赤穂浪士ぐらいの執念や信念が込められており、
ついつい、テロリストを応援したくなってしまうぐらいの熱演

日本ならではの問題意識の提議もありきで、
ベースとなっている原作共々、凄く真面目な内容が良かったです。

どうでも良い事だけど、
堤監督の映画で主演をよくやっている仲間由紀恵が、
今回に限って乳が大きく見える服を着ていたので、
最初誰だかわからなかった。

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この映画の見所は・・
ちゃちいCGで作られた、最新鋭大型ヘリコプターのビッグB
ではなくて、
本気度アピールをするのに、
それぞれの、テロリスト役にエピソードがくっついてて、
例えば、
ナイフを出されて、その刃を素手で握って血を流しながら防ぐとか、
刺された刑事がひるまず犯人にすがり付き命を落とすとか、
女優の命でもあるロンゲ、
つけたヅラのロンゲをハサミでジョキジョキ切って変装し逃走、
いじめられた息子の飛び降り自殺をキャッチ失敗するにしても、
一応受け止めて足骨折して息子も死亡とか、
一歩踏み込んだアピールが各所に盛り込まれていて

ヤベェ！こいつら本気(マジ)だっ！
っていう、漫画みたいな展開をアピールする事で、
かろうじて真面目過ぎて地味でつまらない筈のテロ動機を、
熱い復讐の炎で焦げ目をつける。
同じ肉でも電気のホットプレートより七輪だろっ！
とかいう、イイ感じに焦げてます。

常にロンゲで、他のドラマでもどれも同じ演技してる仲間由紀絵が、
急いで髪の毛をハサミでジョキジョキやり始めて
一瞬、衝撃の瞬間を見ている気分になりました

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最近、またテレビで議論が持たれるようになってきた
憲法９条
軍隊を持たないといった内容なんですけど、
これのおかげで、日本人が外国に行っても被害を受けないとか、
尾ひれがついて、オカルトチックになって行ってます

さて、
憲法９条って何？というと、
一応、調べてしっかり把握しておこうと思うんですが


>日本国憲法の条文の一つで、
>憲法前文と伴に「三大原則の1つ」である平和主義を規定、
>この条文だけで憲法の第2章（章名「戦争の放棄」）を構成

日本国憲法前文というのは、
９条を含む全体に対する前文の事で、
その全文は、

>日本国民は、正当に選挙された国会における代表者を通じて行動し、
>われらとわれらの子孫のために、諸国民との協和による成果と、
>わが国全土にわたつて自由のもたらす恵沢を確保し、
>政府の行為によつて再び戦争の惨禍が起ることのないやうに
>することを決意し、ここに主権が国民に存することを宣言し、
>この憲法を確定する。
>そもそも国政は、国民の厳粛な信託によるものであつて、
>その権威は国民に由来し、その権力は国民の代表者がこれを行使し、
>その福利は国民がこれを享受する。
>これは人類普遍の原理であり、
>この憲法は、かかる原理に基くものである。
>われらは、これに反する一切の憲法、法令及び詔勅を排除する。
>
>日本国民は、恒久の平和を念願し、
>人間相互の関係を支配する崇高な理想を深く自覚するのであつて、
>平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、
>われらの安全と生存を保持しようと決意した。
>われらは、平和を維持し、専制と隷従、圧迫と偏狭を
>地上から永遠に除去しようと努めてゐる国際社会において、
>名誉ある地位を占めたいと思ふ。
>われらは、全世界の国民が、ひとしく恐怖と欠乏から免かれ、
>平和のうちに生存する権利を有することを確認する。
>
>われらは、いづれの国家も、
>自国のことのみに専念して他国を無視してはならないのであつて、
>政治道徳の法則は、普遍的なものであり、
>この法則に従ふことは、自国の主権を維持し、
>他国と対等関係に立たうとする各国の責務であると信ずる。
>
>日本国民は、国家の名誉にかけ、
>全力をあげてこの崇高な理想と目的を達成することを誓ふ。

いわゆる、大前提というヤツなんですけど・・

これって、今の政治屋さん達は、全く守ってなくね？
という気がしました。

”政府の行為によつて再び戦争の惨禍が起ることのないやうに”
うーむ・・
極端な話、外交さえしなければ、
海外に敵を作るなんて有りえないですよね。
エジプトでの安倍総理による演説以降、
こんな世の中になるとは思ってませんでした

”人間相互の関係を支配する崇高な理想を深く自覚”
これなんかも、
平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼
安全と生存を保持しようと決意


まぁ、この前文を大前提とした上で、
憲法９条というものは、
>条文
>1.日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、
>　国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、
>　国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。
>
>2.前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、
>　これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。

よく、自衛隊が違憲といわれるのは条文２の内容ですが、
僕が気になったのは、
”正義と秩序を基調とする国際平和”
先ず、正義とはなんぞや？
これは、
状態としての正しく有るべき世の中の姿に対して、
義する事ですよね
ただその、正しく有るべき世の中の姿というのが、
カタチを変えまくる代物で、
特に、利益や資本主義的な側面から見ると、
よく言われるwinwinの関係が正解みたいにも見えますが、
正しい事なんて一つもやっていないわけで・・

文章だけ読めば、
本当はこういう事が言いたくて、
こうしなくちゃいけない
というのは想像つくんですけど、
今の世界は腐りすぎていて理想とかけ離れ過ぎているんですよね。


調べて理解して思った事は

たかが、この二つの文章だけのために、
何十年と論争されてきた事こそ、もっとも馬鹿馬鹿しい