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カテゴリ:燃費技/燃費考察
掲示板の方に燃費運転の質問をしていただいたので、久々に初心者向けの簡単なアドバイスを書いてみようと思います(^^;
以前なら、「グライダー加速と滑空」、「効率的なモーター走行」など、「高度な足技を磨く」というようなことを並べたてていました。 実は、もっと重要なことがありまして、EPV師匠始め達人方が口をすっぱくして言っていることです。 「無駄なブレーキをしないための先読み運転」 とか、 「強めのブレーキが必要になるほどの速度アップをしない」 運動エネルギーの一部は回生して電気に換えられますが、強いブレーキは熱として捨てられてしまうからです。 しかし、制限速度+αを守り、信号の先読みを意識することはできても、まだまだ燃費アップの肝心の部分の説明には不十分なのかなぁと思っていました。良く直接メールを頂くのですが、いろんなHPで勉強したり実践しても、燃費がなかなかアップできないと聞きます。 そこで、燃費を搾り出す肝心な部分は何か?と考えてみました。 20km/L近辺でお悩みの方は、ちょいと実践してみてください。 達人の方々は、これ以上、読んだらダメよ(汗; (1)エンジンオンの時間を出来るだけ短くする。それも大胆に。 ・今まで以上にずっと手前でエンジンオフさせてみてください。 ・短い信号間は制限速度まで加速しない。 ・軽微な下りでの発進加速は、平地の場合の加速目標速度より10km/h以上低くし、 エンジンオフ後にモーターでゆっくり加速する ・陸橋などの登り坂は、登りの始めと終りはモーターで。 (登り始めが加速中ならモーターは終りだけ) 頂上の速度は後続車に迷惑にならない程度に抑える ・登り坂での信号停止、あるいは頂上付近では、かなり手前でエンジンオフさせ 弱モーターで距離を合わせる (2)エンジンで加速を終了したあとは、デリケートなアクセルワークで等速走行を できるだけ長く続ける。モーターでも、滑空でもどちらでも良いが、エンジンオン させないようにする。 ・頻繁にエンジンオンするようなら、アクセルワークが強すぎ。 ・BLが4以下だとすぐにエンジンオンしてしまうので、EVボタンでエンジンオンを防ぐ。 ・前車と間合いが開いてくるのは当然ですが、少しばかり開くのは後続車に我慢してもらう。 (3)平地なら、エンジン加速とエンジン停止走行(滑空/モーター)の距離の比率は1:2以上 とにかく、エンジンオンの距離をできるだけ短くです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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