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カテゴリ:家庭園芸編
巨大な人工培地の空中庭園を持つビル。K
現代の技術をもってバビロニアの空中庭園・・を作るとすれば、この ような形式になるであろうと考えられるビル。 それが「里地里山」でもとりあげた、福岡市の中心・天神地区にある アクロス福岡です。 ページは こちら 。 通称「もじゃ山」とよばれています。 左上/ビルの反対側 右上/階段状ガーデン 左下/まるで山! 右下/ガーデンの内側 そして、ビルの片側のいまや小高い山といった概観のこのビルの本当 の見所・・・それはステップ場になった階段の裏側部分です。 階段の裏側部分は、内側のホールの天井部分にあたるのですが、柱が ない開放的な空間なのです。 よく天井が抜けないものだと、思わずにはいられません。 樹木が生い茂る庭園の重さを、これだけの簡素な設備で支えている秘 密・・・それは樹木の根がさしている地下部、『アクアソイル』にあ ります。アクロス福岡は、庭園部に人口培土を使用しているのです。 重すぎる土と対照的な人工倍地を利用することで巨大なステップガー デンを持つことを実現したアクロス福岡は、命を持つビルとして天神 地区にみごとに調和しています。 ・・・これほどの巨大なビルではありますけれど、原理として考えれ ば、「土に頼らない人工倍地をつかった鉢植え」のでっかいバージョ ンにすぎないというところが じつにおもしろいですねー。 この形式のビルいろいろな角度に配置すれば、そこは 一つの里山に なります。。 「夢で終らせない農業起業」「里地里山複合大汚染」 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Aug 16, 2015 06:52:45 PM
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