蒼の肖像

　１２月２３日、クリスマスイヴ・イヴ。
祝日と言う事もあり、イベントもたくさんあった。
その中でターゲットロックしたのが、加藤いづみのＦＭ公開録音。
ＦＭの告知で１７：３０と言う事で駆けつけたら実際は１８：００からで、しかも前半３０分は他の新人アーティスト。１８：４０くらいのスタートだった。でも無料だから、文句は言えないね。はい。さらに最前列中央のベストポジション。スタンバイＯＫよ。いづみちゃん。
　９０年代前半に好きだった加藤いづみ。３年くらいも詩人の地元のライブハウスに来たみたいで、ここ数年タウン誌をチェックしていなかったのが悔やまれるところだ。兎にも角にもライブはスタート。いづみちゃんの声はぜんぜん変わっていないし、ルックスも化粧が上手なせいか（失礼）、２０代の頃のまんま。
　彼女の声は程好く癖があって、とっても耳に馴染む。選曲はカバーアルバムからで、「初恋」「見上げてごらん夜空の星を」「フレンズ」等、通りがかりの聴衆も楽しめる内容になっていた。詩人も、純粋にシンガーとして素敵だなと思ってしまった。ラストは彼女の代表曲「好きになってよかった」で締められた。
月並みな言い方になるが、良き時代にタイムスリップした感覚になった。
ライブが終わってからは、ＣＤ・グッズの即売会。「IZUMI～SINGLE＆MORE II～」を買って、サインと握手をしてもらった。
「有線でＺＥＲＯを聴いてから、（４thアルバムの）Ｓｋｉｎｎｙまで買ったんですよ」と声をかけたら、正確に伝わらなかったらしく「古い歌もたくさん発掘してね」と返事された。
どうやら、ここ数年で好きになったと勘違いされたらしい。二言三言の会話は難しい。

今度、いづみちゃんがまた来てくれるなら、金を払ってでも行ってみたい。
いづみちゃん、「好きになってよかった」　（見事なオチ）←自画自賛。