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第7官界彷徨

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2008.11.28
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カテゴリ:日本史
 今日は何の日、日本史カレンダーには「今日は親鸞の亡くなった日」と書かれています。親鸞上人は11月に入り、90歳の身には寒さが厳しく、床に伏す日が多くなりました。
 茨城の弟子たちに、貧しい娘の覚信尼母子を守ってくれるように頼む手紙を書いてから、11月28日に亡くなったそうです。
 佐渡にいる妻の恵信尼に親鸞死去の報が届いたのは、翌月の20日だったそうです。
 でも、これは旧暦で、今の暦では1月14日なんだそうです。寒さが厳しい頃ですね。年代でいえば、1173年に生まれて、1263年に亡くなったそうです。
 今、東京新聞で五木寛之さんの「親鸞」が連載です。人の心に響く良い声をもった利発な男の子です。
 貧乏貴族の家に生まれ、叔父の家に弟たちと引取られた親鸞は、貴族の社会よりも、ドロップアウトした町の人たちに心を寄せるような少年です。
 9歳の時に願って比叡山で修行することになった親鸞は、今日はこのまま家に帰って、家族たちと別れの挨拶をするように、という後の天台座主、慈円に
「明日ありと思う心のあだ桜夜半に嵐の吹かぬものかは」と返します。小説では、慈円のほうから持ちかけるのですが。

 今は、上流貴族の出の慈円から、「この頃都でたいそう人気の「法然」という僧の行状や様子を見て来るように」と言われ、自分をスパイにするつもりか、と思い悩む親鸞(範宴)です。
 
 そんな範宴に、慈円は、貴族のための仏教から民衆のための仏教に変えなければならない、自分もこのお山を変える決意があると言います。
 法然と敵対するのか、慈円と敵対するのか、両方ともと仲良くするのか、鎌倉仏教の相関図はよくわからないので、毎日楽しみに読んでいます。
 今日の所は、法然の説法を聞きに都へ行く範宴に、慈円が、後白河法王の暁闇の法会の話をして、なぜ暁に法会をするのかとの問いに、後白河法王が歌で答えた、その歌を範宴に聞けば、範宴がいずまいを正して歌いはじめた。
 ほとけはつねに いませども
 うつつならずぞ あわれなる
 ひとのおとせぬ あかつきに
 ほのかにゆめに みえたまう
 と、その声に不思議な力があると思った慈円は、その法会に範宴に一曲歌わせると言う。
 そんなシーンでした。 
「出家とその弟子」も昔読みましたが、理解できなかったみたいで、忘れてしまいました。

 どんな人かとネットで調べているうちに、親鸞の父日野有範のお墓が宇治の三室戸寺にあるということを見つけました。
 私の大好きな三室戸寺!それは、他でもかぐや姫伝説の地と売り出している所がありますが、かぐや姫のふるさとはあの近辺の竹やぶであったと、固く信じている私だからです。
 なぜならば、光った竹の中にいた姫の名づけ親は三室戸の長者だと、竹取物語に書いてあるからです。そして、前にも書きましたが、かぐや姫は反体制のヒロインなのですね。
 かつて行った三室戸寺は、竹やぶの多い村の中のきれいな花の寺。でも、当時、羅生門の外は反体制のアンタッチャブルの世界。そこで育ったかぐや姫の価値観は、信念を曲げない自立したものだったと、思って疑いません。
 三室戸寺に行った時、見せて頂いた仏様の後ろ姿。きちんと正座した小さな足の裏が、リアルでかわいらしく、かぐや姫の足みたいでした。
 また行ってみたいです。今度は日野有範のお墓をお参りに。





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最終更新日  2008.11.28 13:17:10
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