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カテゴリ:現代社会
今朝は6時前に大きな地震でびっくりしました。寒くて大雨が降っているし、東北の被災地の皆さんのご苦労が偲ばれました。 写真は、橋本治の桃尻語訳百人一首の表紙です。歌の訳も絵もちょっとおふざけですが、説明は本格的。 1番の天智天皇は有名。 *秋の田のかりほの庵の苫をあらみわが衣手は露に濡れつつ 桃尻語訳*秋の田の刈り入れ小屋はぼろぼろでわたしの袖は濡れっぱなしさ 百人一首って、2人のペアが50組で成立しているんだそうです。 それから、昔の天皇はぼろぼろの小屋に寝泊まりして稲刈りしていたのか?というのは、そういう苦しい労働をしてくれていたんだ~ありがたや、という、願望。作ったのは本人じゃないらしいです。 さて、話は平成の現代。 信用金庫大手の城南信用金庫が、「原発からの電力ノー」として、東京電力との契約を打ち切るそうです。 以下はネットニュースより。 『東電から電気を買うのをやめます―。城南信用金庫(本店・東京都品川区)は2日、本支店などで使用する電力について、東京電力との契約を解除すると発表した。替わりに、来年1月にガスや自然エネルギーで作った電力を販売している「エネット」(本社・同港区)からの購入を始める。同信金は東電福島第1原発事故後、「脱原発」を宣言しており、今回の“取引先切り替え”も、その取り組みの一環だという。 東電の電気は買わない、というアピールだ。城南信金は年間約900万キロワットの電力を使う本支店の電力購入相手を、「東京電力」から「エネット」に切り替えることを明らかにした。 福島第1原発事故後、「脱原発」を掲げてきた同信金は「節電プレミアムローン」「節電プレミアム預金」など、省電力のための設備投資に取り組んだ顧客に、金利を優遇する異風のサービスを打ち出していた。今回の切り替えも、そうした活動の一環。「原子力発電を推進する東京電力」(同信金)からは電気を買わず、エネットに切り替える。 全85店のうち77店で、来年1月から切り替えを実施。これに伴い、年間の電気料金も、従来の約2億円から、1000万円削減できるという。残る8店はビルに入居済みなどの理由で、引き続き東電から供給を受ける。 同信金が新たな取引先に選んだエネットは、特定規模電気事業者(PPS)と呼ばれる新規参入電力会社。実は日本では、2000年以降、規制緩和と電力自由化が進められており、東電など、独占的に電力を販売してきた従来の企業以外からも、電力が買えるようになっている。』 ☆ネットの検索が「エネット」が急上昇して、今1位なので、このニュースはすごく注目されてるみたい。 エネットには、個人からも電気を買いたい、という問い合わせがたくさん来ているそうですが、東電が送電線を管理しているのでダメ。 城南信用金庫の吉原理事長は 「多くの方に営業活動の中でよびかけ、一種の国民運動を展開してはどうかと考えている」そうです。 えらいですね~。貯金して応援したいけど、それには、、、元手が、、、。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011.12.03 19:24:24
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