|
カテゴリ:旅の記憶
ホテルは食事なしだったのですが、650円で朝食を出してくれるとのことなのでお願いしました。
トースト、目玉焼き、ウインナ2本、サラダ、バナナ、コーヒーでした。 期待してなかったけど、全部が程よい加減で美味しかったです。べちゃべちゃしゃべっているうちに時間が経ってしまいましたが、吉野へ出発。 近鉄奈良から大和西大寺で乗り換えて橿原神宮駅で乗り換えて吉野を目指します。混んでいたけどさほどではなくて、大和郡山では、ここの領主だった柳沢吉保と正親町町子さまと六義園のうんちくを述べ、奈良ため池条例の裁判を語り、私も歴女の片鱗? 近鉄特急は、吉野が近づくにつれて各駅停車になり、しかも「行き違い」(待ち合わせ?)というアナウンスでしばし停車。 なるほど、旅行ガイドには「有料特急」という言葉がありましたっけ。 吉野に着き、最初の予定ではロープウエイに乗ってからバスで上千本まで行って降りて来る、というつもりでしたが、吉野から中千本までバスがピストン運行しているとのことで、それに乗車。 最初の停車は如意輪寺だったけど、中千本まで下りました。 まずは竹林院。 花がすべてきれいに咲き誇っていました。 *見渡せば柳桜をこきまぜて都ぞ春の錦なりける 素性法師 次に吉水神社。 桜の中心にいるような見事さ。 そこで、よこためぐみさんのご両親とらち被害者を応援するたくさんの方たちが署名活動をしていました。お母さんきれいな人。 でも、ちょっと違和感を持ったのは、この支援の人たちって「民族系」の人なのに、南朝のここの場所でもいいんかい?ってこと。北の天皇をいただいているんとちゃうけ? あと、以前も気になったんだけど、この神社には歴史の有名人の物が多過ぎるんですけど。弁慶の武器とか、だれだれの甲冑とか、この前は静御前の着物は、当時の衣装ということだったけど、今回は既に彼女の衣装そのもの!って感じ。 その当時のものかもしれないけど、本人の物とは思えない。 それで、今回すごく軽い!と思ったのは、この前そこだけ感動した、後醍醐天皇が京の都へ帰るんだ!と、都の方を向いて日々決意していたと言う場所。 そこが、な、なんと陰陽師ふうの星と枡目を書いてあって、パワースポットになっているのです。若い娘たちが並んで順番を待って、萬斎さまのような手振りで呪文を唱えています。 ちゃちな鳥居まで設置されていて。 少し下った所で、かけそばのお昼。若い人たちが切り盛りしていて、いい感じ。 おそばも美味しかったし、揚げてある小さなそばだんごが美味しい! その前のお店で、吉野葛の打ち菓子を。形はもちろん桜の花と葉っぱ。 次に金峰山寺に行きました。ここは一番来たかった所なので、その巨大さに圧倒されます。 履物係のおばはんが、靴を袋に入れている私に 「後ろを振り返ってみなはれ」 というので、振り返れば、満開の桜の吉野山の風景が広がっていました。感動! 我が国最大の厨子の中に、前は会えなかった3体の蔵王権現さまがご開帳されていました。パワフルできれい! ものすごい人の波で、説明なんかされません。梨の木の柱にも出会えました。節分の頃にまた来たいです!この人出を体験したので、多少の混雑なんか怖くない! 道みちで、タケノコの天ぷら、厚揚げのおでん、クズきりなどを食しつつ帰りました。 途中でお茶を売っている家族がいたので、吉野茶を購入。 「産地はどこですか?」とお母さんらしき人に聞いたら、 「うちの畑です」というので、これからはこの家のお茶を送ってもらおうかな?と思います。息子さんが 「関東のそういうお客さん、増えてます」とのこと。 帰りは、満開の花を眺めながら、5時頃のロープウエイに乗り、また鈍行の特急で帰ってきました。 有料特急は7時まで売り切れとのこと。買っておけばよかったと思ったけど、そうすると時間が気になってしまうので、行き当たりばったりでいいのかもね。 また、同じお風呂屋さんに行き、すぐに寝てしまいました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2012.04.20 10:52:33
[旅の記憶] カテゴリの最新記事
|