先進国といわれている国々の中で「ペットショップ」なる野蛮な商売が存在してるのは、
日本だけだそうです。(参考:ショーケースで動物を売るということ・ドイツのペット事情)
あの韓国ですら法律で禁止している健全な暮らしを崩壊させかねないパチンコ同様、
ペットショップという残酷なシステムも早く日本から消え失せますように。
能天気なウチの息子でさえ「猫って不思議だよねー」とか話してたとき急に真顔になり、「もしまた猫と暮らすなら捨てられた子か保健所で譲り受ける以外は絶対にダメ!」と断言してたっけ。
なぜ唐突にこんな分かりきったことを敢えて言い出さずにはいられなくなったかというと、
今日いつもの大型ホームセンターでレジに並んでいる間「向こうでトカゲを見てるわ」と立ち去ったツレを迎えに普段は絶対に近づかないペットコーナーへ足を踏み入れたとき、
淀んだ空気と明るすぎる照明のせいか犬には暑すぎる室温の中、自分の体長ぎりぎりの狭いゲージに更にビニールまで貼られた中でぐったり横たわる彼らを見てしまったから。
ここからは「虫が苦手な方ゴメンナサイ」区域です。
ダイコンの葉っぱの上にとまってたテントウムシみたいなカメムシ。
「ナガメ」かな、2匹いたので夫婦かもしれません。
ヒトが言うところの「害虫」なのでしょうが、
次の日ダイコンの様子を見たら相変わらず元気そうだったのでウチとしては問題なし。
目や触覚の節の感じがステキです。
実家の玄関下をもぞもぞ動くものがいたので目を凝らすと、
うわー、ミノムシの中身をはっきり見たの初めてー
一心不乱にウニウニ動きながら思ったより早く進み、
あれよあれよと登って行きます。
彼らの蓑って、異素材のパッチワークやら、百徳着物のよう。
角のような牙のようなのが見えるけど、何でしょう。
(雄の成虫は口が退化しており交尾後に死亡。雌は一生ミノの中で過ごし産卵した卵が羽化するころには干からびて死にミノから落下するそうです)
中国から侵入しやがったオオミノガヤドリバエの寄生によりあちこちの都府県で絶滅危惧種に指定されているミノムシ「オオミノガ」は関東以南にしか生息していないそうなので、
実家の塀やフキの葉にいっぱいくっついていたこのミノムシは「キタクロミノガ」だと思われます。
とんでもない禍に見舞われた関東以南に住むというオオミノガ、
何とか生き抜いてほしいものです。