2427133 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

Free Space

大きな馬たちに残された数少ない居場所
ばん馬をよろしく!

+被災地の若者・学生支援+
東日本大震災クリック募金

んだ、東北さ行くべ


がんばれ地方競馬!
地方競馬 応援






地域活性化プロジェクト

動物たちの生存権を擁護

Profile

blackberry2

blackberry2

Keyword Search

▼キーワード検索

Recent Posts

Freepage List

2012.11.22
XML

ジェロが切々と歌い上げる演歌「海雪」でお馴染みの出雲崎にて、
セイタカアワダチソウと「妻入りの街並み」越しに日本海を望む。
出雲崎町 妻入り セイタカアワダチソウ
(余談:「セイタカアワダチソウが花粉症の原因」というのは間違いなんですって)

「妻入り」とは三角の切妻屋根の端(面の狭いほう)=「妻」の部分に入り口がある建物。
出雲崎町は日本海沿いに「妻入り」の建物が道路に直角に4kmも並んでおり、
その長さは日本一だそうです。

こちら北方向にも細長い妻入りの屋根が続いていました。
出雲崎 妻入りの街並み

江戸時代の出雲崎は徳川幕府の直轄地(天領)で佐渡の金銀の陸揚港や
北前船の発着の港として栄え、なんと!越後地方で一番人口密度が高かったとか。

海に向かって見ると細長い屋根の家がぎっしりと密集しています。
妻入りの街並み

北国街道の宿場町だった出雲崎はこの地方の政治・経済・文化の中心としても栄えました。
日本海に山が迫る狭い土地に多くの人が居住できるように、
間口が狭く奥行きの長い「妻入り」の家が建てられたそうです。

それにしても奥行きが、あ~
妻入りの街並み

もうひとつ、当時は間口の大きさによって税金が掛けられていたらしく、
そのことも間口が狭い家が建ち並んだ理由なのかもしれません。

本当に、車庫ぐらいの幅で家々が連なっています。
出雲崎 妻入り

あ!忘れてた!「妻入り会館」に立ち寄り妻入りの街並みのことを教えてもらったとき、
「出雲崎の四季フォトコンテスト」があるから出品してみてって言われたんだった。
締め切りは10/20でした、ごめんなさい。

たまーに生活感漂う路地もあり、
妻入り 路地

丹精こめて育てたのだろう菊が見事に咲き誇る家もあり、
出雲崎町 菊

「観光地」というより「みんなが暮らしている町」って感じが素敵です。

レトロ看板 勇躍
もー、この看板の「うまい酒」が気になって検索してビックリ。
「うまい酒 勇躍」って合同酒精(現オノエングループ)のお酒だったらしく(今はもうない)、
合同酒精って旭川で「ゴードー」って焼酎作ったりしてる会社でして、
(あ、小樽の「北の誉」も驚いたことに2007年からオノエン傘下です)
なまら美味い日本酒だらけの新潟に乗り込んだ勇気は認めますが・・・
人気のレトロな昭和の看板にもかかわらずこんな扱いを受けるのも仕方ないわなー(笑
「勇躍(合同酒精)」の「ぐっすりねちゃった」というCMソングもあったそうです。
ダンディーだった益田キートンさんが歌うその歌詞は、
ぐっすりねちゃった
パッチリ目がさめた
やっぱりお酒は勇躍

CD「日本酒コマソン大全:VERY BEST OF」に収録されていてAmazon
で試聴できます。

とある妻入り家屋の出入り口前のピンクの草、
取り払わずにそっとしてあるのかもしれませんね。
ピンクの葉

おっと、自転車屋さんの横にホンダ スーパーカブ50DX。
ツレに見せたら「俺が修理する!」とフェリーに飛び乗り新潟へ向かいかねません(笑
それはそれでいいと思うんだけど。彼、今年はバイクに乗る時間さえありませんでしたから。
ホンダ スーパーカブ50DX

もしも一人旅でバスだったらここで降りたのかな。
あの赤信号が青になったら、日本海へ進む道が開けるのかもしれない。
越後交通~海へつづく道
(モノクロフォーカルで信号の周囲にだけ色を残し他は白黒にしてみました)

そうそう、出雲崎は良寛や芭蕉ゆかりの町でもあるそうです。


息子がクルマを停めていた漁港横の駐車場に戻る途中、
漁師小屋の中で作業をする漁師さんたちの横を通りました。
(別行動の息子は出雲崎のすっごく混んでる道の駅「天領の里」を探索していたそうです)

でももう使われていない漁師小屋もあり・・・
漁師小屋

主をなくして荒れた漁師小屋の向こうには曇り空とおんなじ色の日本海。






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2012.11.23 00:44:22



© Rakuten Group, Inc.