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貧乏日記帳

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2010.11.15
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夜勤明けの休み。

先日、長崎旅行から帰ってから親父にバイトを
手伝って欲しい
と突然の要望があった。

55歳で定年して年金をもらうまで色々な
職をしている日々
ではあるが、毎月退職金を
10万ばっかし崩しているらしく、、、
息子としても危機感を感じ、少しでも力になれる
のであれば。

10時からやるらしいので、帰宅して朝食をとって
からすぐにマジェスティにのって実家に出発した。

10時5分前。

なにやら引越しのバイトとかだけは聞いていた。
掃除大好き人間に加え、運送業にちょっぴり憧れているので、張り切って参加。
殆ど、片付いているのでゴミを捨てに行くだけとか
安易に考えていたけれど、まともにゆっくり昼食を
取る暇がないくらい動きっぱなしで、19時前までかかった。
それでも完璧には終わらなかった訳ですがwww

午前中は一睡もしていない夜勤の疲れを感じたけれど
昼過ぎから疲れすら忘れてしまっていた。

その内容というのが、市営住宅に済んでいた
他界した一人暮らしのおばあちゃんの荷物の整理。

過去見たことがないくらい、ボロボロの建屋で、
木の床はゆがみ、捲れ上がったり柱なんか
カビが生えまくり、トイレ、風呂はただのコンクリ。
ひびは当たり前、所々落ちている。
お化け屋敷並。まるで、半世紀タイムスリップしたかのようだ。
嗚呼、先日軍艦島を社宅をそのまま再利用したような
くらいに酷い。

そのおばあちゃんについては全く面識はなかったけれど、
恐らく、収入がなかったか、年金があったとしても
7万とかそこらの低所得。こんな暗く、オンボロな部屋で
一人、孤独にと、生前の生活をイメージするだけで
悲しくなってきてしまった。

そして、片付ける度に、家具も旧かったり、ボロばかり。
でも貧乏ながら大切にしていたような
雰囲気は伝わってきた。

その愛着のある1品1品を薄情にも処分していいものか
なんだか罪悪感すら感じ出した。勿論、想い出もありそうな
ものも。

概ね片付き、閉館時間も迫る市のクリーンセンターで
一気に処分に入る。

サンバーのトランクから大きなゲート、深いゴミ集積場
へ投棄。ホイホイ捨てていたのですが・・・

唯一、おばあちゃんの長きにわたり姿を映し出してきた
であろう年期の入った化粧台。

投げ入れて地面へ着地した瞬間。鋭い音をたてて
鏡が粉々に砕け散った。

これまでも、散々、なんとなくおばあちゃんの過去を
壊しているようで、罪悪感を感じてはいたけど・・・

その鏡が割れる瞬間は暫く目に焼き付いて、
頭から離れなくてとても悲しい気持ちになった。

まぁ、所詮は勝手な憶測や妄想ですが・・・

時にはこんな仕事もしてみるのもちょっと違った事を学べ、
貴重な人生経験の一部になったような気がする。

帰宅したら22時。気温6度とかで突き刺す寒さで
流石にマジェスティでは凍えて痺れた、ゴロゴロお腹を下したw


本日使用金額、マジェスティハイオク満タン824円、燃費39.0キロ

 






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最終更新日  2010.11.16 01:41:23


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