「やぁ、紫ちゃん♪」
光源氏に習って、紫式部をそう呼んだ公任。
でも、式部には光源氏でもないのに、そんな風に呼ぶなと一蹴されちゃった(><)
キャラの問題?
話を聞いた斉信は、自分が言えば、式部は喜ぶと自信満々♪
結果・・・式部がはにかんで照れてる!!
わはは!!
公任立場ナシ(><)
すっかり惚けてしまった公任。
面倒臭い人だと、思った行成は、今度は式部を使って公任を立ち直らせる作戦に。
わはは!!
行成がすっかり般若マンになってる~♪
筆でつついて式部をけしかけ、背後に立ってけん制。
目が怖いって!!
そして、式部の名前をつけたのは公任が紫と呼んだからだと感謝を告げると・・・。
わはは!!
公任ってばあっという間にご機嫌モードに♪
実は宮中で一番怖いのは行成!?
敵に回したくないタイプだよなぁ(^^;)
ええわぁ、この二面性♪
さて、今日の定家たちは宇宙から。
まるで宇宙兄・・・(^^;)
式部が書いた「源氏物語」は世界最古の長編物語と言われて、世界中で読まれているという。
だが、本人的にはたまたま書いた物語が評価され、今や出仕する羽目になってしまったよう。
宮中では期待されまくり。
帝にまで待っているといわれ、プレッシャーの嵐。
スランプに陥って、何を書けばいいか分からない日々。
元は長編にする気はなかったのに・・・。
幼い頃から道ならぬ思いを抱えた自分を投影した藤壺と光源氏のお話。
それは、
自慢の幼馴染みの藤子----------。
これが最初の話とリンクしてるんだね。
幼い頃から勉学が好きで、漢詩を読んだりと、女性にあるまじき才を磨いていた式部。
だが、女には必要でない教養。
父からは男であったらといわれ、男子たちには変だと罵られてしまう。
落ち込む式部を励ましたのは・・・藤子。
男子より頭がいい式部は自分の自慢なのだという藤子は、式部に物語を書くことを勧める。
「読んでみたい」
そう言われ、藤子のためのお話として書かれた物語。
それを見せると、藤子は
「すごい、すごい」とたくさん褒めてくれたのだ!!
そして約束を交わすふたり。
藤子は腕っぷしで男子を負かす。
式部は才で。
いつも自分を導いてくれる藤子。
「藤子がいればいい」
ずっとそう思ってきた。
だが・・・時は流れ、
藤子が結婚すると言い出したのだ。
でもこれは親の顔を立てるための結婚。
辛いことも前向きに考えて乗り越えようとする藤子。
男子を手玉に取るというのだが・・・。
藤子が一番残念に思うのは、結婚したら都を離れなければならないということ。
式部が男なら・・・。
それがふたりにとって何よりの想いだった。
けれど、ふたりは別れ、やがて式部も結婚。
今は夫に先立たれて宮仕えの身。
「藤子に会いたい」
その想いをずっと抱いていた式部。
そして、ある日、
藤子が旦那が任務を終え、都へ戻ってきていることを聞かされる。
会いたい。
その一心で藤子の元を訪れたけれど・・・。
「藤子!!」
式部の声に一瞬だけ振り向いた藤子。
だが・・・式部に気づいたはずなのに、藤子はそのまま何も言わずに牛車に乗り込んでしまうのだった---------。
自分が藤子を見間違うはずがない。
何故?
そこで文をしたためる式部。
『めぐりあひて 見しやそれとも わかぬ間に
雲がくれにし 夜半の月かな』
あれは本当にあなただったのか。
雲に隠れた月のように。
見えたと思ったら、また隠れる。
どうやら今は3人の子持ちになった藤子。
しかも旦那は浮気をして愛人の家にいるのだとか。
「会えない・・・」
今は男に流され、子供たちと泣き暮らす日々。
こんな姿を見せられない。
気持ちは変わっていない。
だが、その気持ちのままでは自分たちは生きられないのだ。
女だから。
女だというだけで・・・。
その時、式部がついにみつけた源氏物語で書きたいもの。
女の強さ。
しなやかな女性の強さ。
「私は藤子に見せたい」
それだけが今の式部の願い。
それが源氏物語に込めた式部の想い。
「あなたが褒めた、私の物語の力で-------」
今回はちょっと異色の百合めいたお話。
女性にもいるんだよなぁ。
彼女が男性だったらっていうハンサムウーマン。
凄く気持ち分かる。
でも、あの幼い日々、確かに自分を支えてくれたのは、藤子だった。
彼女のために強い女性を描いた源氏物語は、確かにたくさんの美しい女性が出てくる。
光の君に振り回されつつ、それでもいつしか彼女たちが中心になって物語りは進んでいく。
またこの式部の背景を踏まえてこの物語を読むと、違った感想も出てきそうですね(^^)
本当色々勉強になる作品だ(^^)
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