テーマ:本のある暮らし(3195)
カテゴリ:読みたい本、注目の本
先日「IN★POCKET」という月刊[文庫情報誌](講談社)10月号を購入した。
へー、文庫本情報誌なんてあるんだ。とびっくりしつつ、そういえばいつか、どこかで「出版社を超えての文庫新刊情報誌!」創刊という記事を読んだことを思い出す。 浅田次郎さんの「蒼穹の昴」文庫化に当たっての対談を読みたくて手に取ったのだが。 浅田さんの文庫化された出版社を超えた他の作品郡も網羅されていて、便利♪ でも「蒼穹の昴」は講談社さんだよね(笑) もうひとつ、「酒井順子VS.オス負け犬 特別座談会」なんてあって興味(個人的に、息子がいるから)があってね。 そして、そして10月の新刊文庫総目録も面白い。 あるわ、あるわ、知らない文庫出版社。(失礼!) 月刊文芸誌と同じく有名作家さんの連載小説も数々。 で、それにに連載されている恩田さんのエッセイ(それも珍しいらしいらしい!)「『恐怖の報酬』日記」が最終回だった。それをまとめて2005年1月には講談社より刊行とのことと広告もあった。 これが情報。恩田さん通の柊さんならきっとご存知よねと思いつつ。 だいたい私は連載の最終回なんて読みたくなかったのだけど「IN★POCKET」なるもの知らなかったから、つい興味に駆られて読んでしまった。 その内容がぴたりときた。 ヨーロッパ帰りのうんざりと恐怖の長旅!私もそう、それがなかったらもっと嬉しいのに、もっと行きたいと思うのにってこと。『日本は遠い極東の国』(恩田さん)という感覚。 最終回のこの文章から察するに、どうもイギリスにいらして、パブとかアインリッシュ・シチューとかテート・ギャラリーやゴシックを経験されたたらしい。ゴシックロマンも? 小説の構想も練られてイメージが沸々とやら、「水野理瀬」が登場する、物語~!? このエッセイ出たら読みたいー! その小説も書いてくださーい!ってもう出版されてるの? さて、ところで、「IN★POCKET」にはまりそう。これ以上情報が増えてどうするのと言いながら、11月号も買ってしまった。15日発売、200円なり。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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