テーマ:本のある暮らし(3216)
カテゴリ:ばあチャルの読書記録
今年は年間の読書数が100冊になった。私としては記録的な冊数。
本好きと自認して長い人生を過ごして来てもちょっと驚異的な。 冊数では測れないのかもしれない。 若い時は大作の世界名作に時間がかかったり、人生が忙しかったりしていたから。 今年だって「カラマーゾフの兄弟」を読んだ月は読めなかった。 さて、一歩も二歩も遅れている読書の今年の順位は? つけられないということに決定。(なあんだ! 汗) こころ響いた10冊を読んだ順に選んでみた 『玉蘭』桐野夏生…どこかに行けば、新しい自分に会える。作家の原点だったのではないか 『死の棘』島尾敏雄…人間の精神のバランスと奥深い罪 『夏への扉』ロバート・A・ハイライン…ふつふつ、しみじみと希望がわく 『草の花』福永武彦…青春の輝き、うつろいをかくも美しく 『交歓』倉橋由美子…知的悦楽の極みとはこのことである 『イヌワシのように』丸山健二…逃れたいという思いも真実 『六の宮の姫君』北村薫…文学好きには堪えられない 『スローターハウス 5』カート・ヴォネガット・ジュニア…一炊の夢、短き人生 『コルシア書店の仲間たち』須賀敦子…昇華したように書いた文章 『二十四の瞳』壺井栄…相変わらず泣きまくり ベストテンにいれたくも迷ったもの 『甲賀忍法帖』山田風太郎…超娯楽的 『西日の町』湯本香樹実…ひなた、ひざし、ゆうひ 『月の砂漠をさばさばと』北村薫…ほのぼの、じわーっと 『伸子』宮本百合子…結婚とは何ぞや? 『アイムソーリー、ママ』桐野夏生…改めてすごさがわかった ブログを始めた頃は田口ランディ、去年は恩田陸と桐野夏生、今年は桐野夏生と北村薫と作家にもこだわった。もともと興味を持った作家さんに集中するきらいはあったのだが。 今年気になって今後もこだわりたい作家は倉橋由美子、山田風太郎、丸山健二、須賀敦子。 どうなるかなーと思う作家は横山秀夫、逢坂剛、筒井康隆、小川洋子。 来年はどんな作家さんと巡りあえるだろうか、楽しみでありまた積読本が増えるかと思うと怖いし、痛がゆい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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