月日のたつのは早い、もうけたこの1日だって焼け石に水、あっという間に蒸発してしまう。
『てのひらの闇』藤原伊織(文春文庫)
『夜愁(上下)』サラ・ウォーターズ(創元推理文庫)
『やさしいため息』青山七恵
『日々是作文』山本文緒(講談社文庫)
『道ありき』三浦綾子(新潮文庫) ○
『この土の器をも』 三浦綾子(新潮文庫) ○
『光あるうちに』三浦綾子(新潮文庫) ○
『氷点(上下)』三浦綾子(角川文庫)
『本は寝ころんで』 小林信彦(文藝春秋社)
『本は寝ころんで』は 1994年刊、小林信彦の読書日記エッセイで、ちょっと古いけれどこういうのを読むと、読みたい本が増えるという法則は健在。性懲りもなくメモしまくり。
当時パトリシア・ハイラインに凝っていたらしく、何回か読書日記が出てくる。また、東京の古きよき時代を懐かしむ本、映画関係本の紹介も多い。
読書日記のほかに第1部で「他人に教えたくない面白本=ベスト50」をサービス。「ぼくはミステリを(翻訳だけで)2000冊以上読んでいると思う」とあるからすごい。
1.海外ミステリ・ベストテン(古典)
2.海外ミステリ・ベストテン(現代)
3.海外エンタテインメント・ベストテン
4.海外ユーモア小説・ベストテン
5.日本の都市小説(東京)
以上のベスト50。気になる人は読んでくれい!