ナルニア国物語「ライオンと魔女」
ディズニーの映画化で一躍脚光を浴びたナルニア国物語(C.S.ルイス著)ですが、息子が小学生のころ、すでに1997-1998年頃に、うちの家では大ブレイクしてました。まだ小さかった娘を除き、私たち夫婦と息子は、近所の図書館で借りてきて、一気に全巻読破しました。それでもまだ飽き足らず、セット本で購入したくらいです。では、映画化された第一巻『ライオンと魔女」のあらすじを……。第二次世界大戦のころ、空襲を避けてロンドンから疎開した片田舎の家で、ピーター、スーザン、エドマンド、ルーシィの4人の子どもたちが衣装ダンスの扉の向こうにあるナルニア国で活躍した冒険物語です。その国では恐ろしい魔女が支配していました。魔女はナルニアに迷い込んだ子どもたちを捕らえようとします。魔女は、ちょっとひねくれたエドマンドを魔力で惑わし、みんなを裏切って捕まえようとします。ところがそこへ、力ある王、ライオンのアスランがやって来ました。アスランは魔女と話し合い、国を救う方法を選びました。それは、裏切ったエドマンドの代わりに、自分の命を差し出すことでした。そして、魔女は、手下の化け物たちとともに、アスランをなぶり殺してしまったのです。なのに、魔女は約束を破り、ナルニアをさらに破壊しようとします。アスランは死んでしまったのでしょうか。いいえ、アスランはよみがえり、4人の子どもたちや妖精、良い獣たちとともに、魔女の軍勢を打ち破ったのです。アスランはイエス・キリストの型です。私たちが神さまに対して犯した罪を赦すために、自ら十字架にかかって私たちの罪を精算してくださったイエス・キリストの型です。映画はまだ観ていません(妻と娘が観てきました。下宿している息子も友人と観たようです)。なかなか忠実に映画化されているとのことだったので、私もぜひ観たいです。■ナルニア国物語『ライオンと魔女』 C.S.ルイス作 瀬田貞二訳●岩波少年文庫・『ライオンと魔女』(写真のもの) \680 (税込 \714)・『全7冊セット』 \5,080 (税込 \5,334) ●岩波書店・『ライオンと魔女』(カラー版) \1,300(税込\1,365)・『全7巻セット』(カラー版) \9,900 (税込 \10,395) ●DVD・『ナルニア国物語/第1章:ライオンと魔女 スペシャル・2-Disc・コレクターズ・エディション』 \3,040 (税込 \3,192)