Little Miss Sunshine (リトル・ミス・サンシャイン)
去年かなり話題になりインディペンデント映画にしては珍しく大ヒットしました。僕はようやくDVDで今日見ましたが評判どおりメチャメチャ面白かったです。アルバカーキーのフーヴァー家の父リチャードは独自の成功論を本にしようと出版社と交渉している。長男ドゥエインはニーチェに傾倒しており最近は誰とも口をきかない。妹オリーヴはミスコン優勝を夢見る9歳の女の子。そして祖父はコカイン常習者です。ある日母シェリルは自殺未遂を計ったゲイの弟フランクをうちに連れてくるが・・・・・。コメディ・タッチですが感動させてくれるとてもいい映画でした。負け組フーヴァー一家の娘オリーヴが子供のミスコン「リトル・ミス・サンシャイン」の候補に選ばれたので家族全員がコンテストの開催地カリフォルニアに向かうというロード・ムービーです。リチャードを演じるのはグレッグ・キニア(「ファストフード・ネイション」「the Matador」)で相変わらずうまい演技です。オリーヴを演じる子役もとても良かったです。彼女は今年のアカデミー賞に助演女優賞としてノミネートされていました。祖父を演じたアラン・アーキンは助演男優賞をとりました。他にこの映画ではオリジナル脚本賞を受賞しています。「リトル・ミス・サンシャイン」の司会者がチョー胡散臭いです。(笑)昔「日本ミス・ユニヴァース」の司会をしていた宝田明を思わせます。彼もかなり胡散臭かったです。ミスコンの司会者はどこの国も胡散臭いものなんでしょうか?バイバイ