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カテゴリ:大好きな奈良
奈良国立博物館 特別展 西国三十三所 観音霊場の祈りと美 マムの奈良・京都1dayの大きな目的は この特別展観覧です! 目指すは 京都清水寺の奥院より おでましになられた 千手観音さんです。 それはそれはみごとなきれいさ! 千手観音坐像 鎌倉時代 posted by (C)poco 重要文化財 千手観音坐像(奥院安置) 1躯 木造 像高63.9cm 鎌倉時代(12世紀) 京都・清水寺 この観音さまは平成15年に243年ぶりに お姿をおあらわしになった秘仏だったのです。 その秘仏が清水寺よりお出ましになったわけです。 ありがたいわけありません! アリガタヤアリガタヤ。 端整な美しさと豪華な装飾。 快慶の作風を彷彿させます。 いつもマムはお仏像さんを拝顔するときに 往時をしのびます。その時代の民草に なりきります。 貧しさ、飢え、病、凶作。 民草はそのつど観音堂へまいり この世の人と隔絶した お美しい観音さまを目の当たりにし ひれふし、おがみ、安堵した・・・ と思うのです。 このように美しい観音さまを前に 誰しも現実をいっときの間わすれたのでは。 * この特別展はとても質の高いものでした。 名品がこれでもかこれでもかと出てきます。 驚いたのは下記の肖像彫刻です。 作風はまったく違いますが、 今にも動きだしそうなリアリティが あります。 性空上人坐像 鎌倉時代 慶快作 posted by (C)poco 伝行賀坐像 鎌倉時代 康慶作 posted by (C)poco マムは見ほれてしまいました! これに匹敵するのは 東大寺に安置されている重源上人坐像 ですね。 で、 じゃあ、現代で匹敵するものは・・・ そりゃあ三輪途道先生(上原三千代)の 下仁田のおじいとおばあなんだなあと 強引に思ったりしたわけです。 いやあ、本当に眼福至福のひとときでした。 が、 密度の濃さにどっと疲れがでてしまい、 マムは春日の森へリフレッシュに! 奈良京都1day その1 奈良国立博物館特別展 奈良京都1day その2 春日大社の杜 奈良京都1day その3 清水寺本堂編 奈良京都1day その4 京都奥の院編 奈良京都1day その5 三十三間堂 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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