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瀬戸キリスト教会牧師 西風の会代表 堀 俊明  精神障害2級 (躁鬱病,アルコール依存症)

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2007/07/06
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カテゴリ:政治
 安部首相は憲法改正、教育再生、社保庁改革、公務員制度改革に一定の目処を付けましたが、国民年金問題では総務省に第三者委員会を立ち上げましたが不安が残ります。2月には5000万件という数字を把握していながら対応を怠っていました。
 安部政治の最大の弱点は国民の視点と首相、ブレーンの視点とが乖離していることです。世論を無視し、強引な国会運営で懸案を議決させるところは、安保改定をした祖父の岸元首相譲りのようですが、世論を無視できる時代ではありません。
 良くても悪くても世論の動向が政治を左右するのが民主主義です。何でも反対の野党と強行採決に頼る与党とが国会を言論の府から単なる数あわせの場にしてしまいました。参議院が良識の府として機能せず第二衆院に堕してしまいました。
 小沢トロイカ体制が55年体制に先祖返りをし、国会を与野党の対立軸を描き出す戦術に利用したところに原因があります。憲法改正手続き法が与野党の理事の間で合意をしていたのに党利党略のために反対したところからおかしくなりました。
 与党案は野党案をおおむね受け入れるかたちで纏まっていたにも拘わらず、小沢代表の鶴の一声で合意は覆されました。与党に野党との対話が不可能だと思わせたのが迷走国会の発端です。対話が駄目ならば強行採決しかないと判断させたのです。
 小沢代表が組織優先主義、自治労、連合などの連携に梶を切ったので、都市部の無党派層の支持を失いました。自民党への支持が激減しているのにも拘わらず、民主党への支持が増えないがその表れです。若い世代の無関心層が急増しています。
 選挙の結果政界が再編されたにしろ、政治に失望した世代が増えれば日本の政治は危機に陥ります。小沢流の55年体制のままの政治観では日本は沈没します。小泉前首相は森元首相が寝ていて欲しいといった無党派層の力を引き出しました。
小泉劇場は政治の場から阻害させられていた若い世代を政治に参加させました。若者、女性の票が構造改革を可能にしたのです。政治家が無視してきた層が日本を変えたのです。バブル崩壊に対応できなかった古いシステムが改革されたのです。
日本の政治史上でもまれな小泉改革は下からの改革、無血革命でした。政治家小泉純一郎は歴史的使命を終えたと判断したのでしょう。権力の頂点に立ったときから権力が腐敗すると自覚していたのでしょう。自ら権力の座から降りました。
小泉流美学は桜を好む日本人には好感をもって受け入れられましたが、安部流政治手法は古い自民党体質「民は之に由らしむべし之を知らしむべからず」、「民はただ従わせればよく、理由や意図を説明する必要はない」を強く感じさせられます。
安部体質が露骨に現れたのは造反議員の復党でした。造反議員を迎えに出た首相の姿に国民は失望しました。首相自らが古い自民党に先祖返りをしたと捉えられました。与野党が55年体制に復帰を宣言したのですから国会は機能しなくなります。
与野党がともに55年体制から脱却できなければ日本の民主主義は危機を迎えます。政界再編などは雲の上の出来事であり、国民には興味がありません。明日の日本に活気をもたらすのは若者ですから、彼らを政治に参加させることが大切です。





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最終更新日  2007/07/06 08:43:04 PM
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