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カテゴリ:各地の風景(旅行話)
数日前のブログで花粉症の事を書きましたが、環境省の発表によると今年の栃木県の花粉飛散量は全国第6位、昨年の1.83倍だそうです。1位は埼玉県で3.3倍、東京は3位で2.2倍、早ければ来週半ばから6位~1位~3位の街を往復する日々が続くかと思うと、ブルーになります。
山口県つまみ食い、旅の終わりは寝台特急「富士号」です。同行の彼と車中で紅白を見ながら新年を迎えます。かつては九州と東京を結ぶ寝台特急は何本も運転されていましたが、今では大分発着の「富士号」と熊本発着の「はやぶさ号」のみとなってしまっています。 (寝台特急「富士号」 -下関 H19.12.31-) 折角の機会なので、今宵はA寝台個室を予約しました。1両で14人しか眠れないというぜいたくな車両です。お値段は特急料金込みで16,500円也。別に乗車券がかかりますから、お値段もぜいたくです。 (左:A寝台個室 右:今宵の晩酌セット ‐H19.12.31‐) 19時27分下関を発車。13時間半の車中が始まりました。彼の持つワンセグで紅白歌合戦を観ながら列車と酒は東へ進みます。昨日訪れた柳井を過ぎたあたりで部屋の電気を消してみると、窓の外には一面の星空が広がっていました。オリオンやシリウスの輝きに目を奪われます。なんというぜいたくな時間を過ごしているのでしょう! 明けて平成20年元日、7時半過ぎに布団から出てカーテンを開くとやや遅めの初日の出が我が「富士号」を照らしており、寝ぼけマナコで合掌しました。 (「富士号」車中からの初日の出 -静岡県由比付近 H20.1.1-) ほどなく「富士号」は富士川を渡りますが、この前後で東京に向かって左手に富士山が広がります。雲ひとつかかっていない姿を期待しましたが、残念ながら頭は雲の中でした。 隣室の彼に新年の挨拶をし、平成20年が始まりました。 (車窓に広がる富士山 -静岡県富士市 H20.1.1-) とはいえ、東京まではあと約2時間。カーテンを閉め再び布団に入りました。9時58分の東京到着まで、もうひと眠りできます。 山口県つまみ食い、眠ったままで幕でございます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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