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カテゴリ:栃木の風景
本日の県都は曇天ながら昨日同様暖かい1日でした。部屋を閉め切っているとやや暑くなり窓を開けたくなりますが、花粉飛散も絶好調!窓を開けると大変な事になるのでクーラーなんぞを少々かけてしまいました。
栃木県南部、藤岡町と佐野市と岩舟町の境界には三毳山(みかもさん)がそびえています。標高229メートルなので「そびえる」という程でもないですが、古代から歌枕として知られており、万葉集にも出てきます。 「下野の みかもの山の こならのす まぐはし児(こ)らは 誰(た)が笥(け)か持たむ」 三毳山の藤岡町側には名前もそのままである「三毳神社」があります。愛用の案内本によると国道50号線脇の細道沿いに建っており、実際それらしき建物もあるのですが、その建物からややずれて鳥居が建ち、奥に向かって参道らしき道が伸びています。案内本によるとこの先にも神社があるようなので鳥居をくぐりました。 ![]() (案内本での三毳神社脇から伸びる参道 -藤岡町大田和 H19.7.22-) 時は夏。木々の中の急坂を進むと汗が滝のように流れてきます。運動不足を痛感しながら登ること10数分、前方の視界が開けてきたのでようやく本殿に着いたと思ったところ、更に石段が続いていました。石段手前の鳥居には「三毳神社」の額があります。 ![]() (更に伸びる石段 登りきるとようやく本殿が現われました -同所 H19.7.22-) 息も絶え絶えに本殿前に到着。呼吸が落ち着くまでに10分位かかりました。県内で数多くの寺社仏閣を参拝しましたが、参拝前にこのような状態になったのは2度目です。 呼吸が整い汗がひいたところで祭神である日本武尊に手を合わせ、神社を後にしました。ここは三毳山の中腹であり、眼下には関東平野が広がっているはずですが、あいにくの曇天で広々した光景を見ることができませんでした。 ![]() (三毳神社石段から眺める関東平野 -同所 H19.7.22-) 仙台の有名なお菓子に「萩の月」がありますが、栃木県には「那須の月」そして「みかもの月」というお菓子があります。どのようなお菓子かは想像がつきますよね。 ![]() ![]() ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年03月17日 00時04分28秒
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