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カテゴリ:栃木の風景
盛岡の梅雨が明けました。梅雨の間の降水量は例年より約3割少ない113.5ミリだそうです。折に触れて今夏の水不足を心配しておりますが、皆様の地ではいかがでしょうか?
さて、盛岡市中心部を北上川が南北に流れていることへの好感をしばしば語っておりますが、以前住んでいた宇都宮市にも、鬼怒川(きぬがわ)という大河(?)が市東部を流れており、在宇時はよくカメラを向けておりました。 この鬼怒川には数多くの橋が架かっていますが、その中で一番重厚な造りであろうと思うのが本日ご覧いただく「鬼怒橋」でございます。 (鬼怒川と鬼怒橋 -栃木県宇都宮市 H18.7.16-) それまで宇都宮と水戸を結ぶ水戸街道は鬼怒川を渡し舟で越えていましたが、1915(大正4)年に木造の初代鬼怒橋が架けられ陸続きとなりました。この木橋に代わって1931(昭和6)年に架けられたのが現在の鬼怒橋です。 幅約6メートル・長さ約560メートルの鬼怒橋は、宇都宮と水戸を結ぶ国道123号線(水戸街道)の一部として重要な役割を担ってきましたが、国道123号線バイパスが1974(昭和49)年に開通したことに伴い、鬼怒橋を挟む区間は国道から宇都宮市道に移管されました。 (今年で77歳の鬼怒橋 -栃木県宇都宮市 H16.7.19-) 水戸街道の主役の座はバイパスに譲りましたが現在も現役で、日々風雪に耐えて両岸を結んでいます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年07月19日 22時15分28秒
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