カテゴリ:アート
一年がたつのは本当に早い。今年も多くのアートに触れ、
日々のストレスの発散ができた。歳とともにだんだんと 鈍くなり、感動することもだんだん少なくなってきた。 美術館巡りは感性のリハビリだ。 <1> 加山又造展 加山又造という画家の画歴がよく理解できた。琳派の 様式美が現代に生きている。素直に美しさに感激。 <2> 特別展 神話~日本美術の想像力~ 「羽衣天女」と「浦島図」の揃い踏みに感激。 アナザーワールドの神話の世界って魅力的。 <3> 大地の芸術祭 越後妻有トリエンナーレ2009 現代アートが山里に溶け込んでいる姿に心和む。 富山妙子という画家を知ったことは大収穫 <4> 奇想の王国 だまし絵展 文句なしに楽しい。アートの楽しみ方の再発見。 だまし絵って昔からの伝統があるのだ。 <5> 没後90年 村山槐多 ガランスの悦楽 早世の画家のひとり。槐多が亡くなった歳の倍以上と なってしまったが、青春の熱情、馬鹿さ加減が懐かしい。 <6> 若冲ワンダーランド 何とか、MIHOまで駆け込みセーフ。「真作」の升目 描きと「新発見」の屏風にうっとり。 <7> 白髪一雄展 横須賀美術館 哲学的、宗教的な作品名の名づけ方が、単なる無題に するよりよかったという事実は、ショック。絵の具の 出っ張りや引き延ばされたところの美しさが好きだ。 <8> 鴻池朋子展 インタートラベラー 神話と遊ぶ人 これも、アナザーワールドに落ち込んでしまったよう。 無事に戻ってこれてよかったと実感した。 <9> 牧島如鳩展 「にょきゅう」なんて、読めなかった。この画家も デロリの匂いがして、引きつけられた。 <10> レイン<ボー喜寿 靉嘔~版画作品を中心に~ とにかく楽しい。はじめてまとまった作品を見る ことができてうれしい。 <番外> 国宝阿修羅展 ちょうど一昨年の今頃、興福寺国宝館でふと耳に 入った会話。その時の想像が実現した。内覧会に お誘いいただいたTAKさんに感謝。 過去の記録。 2008年 2007年 2006年 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[アート] カテゴリの最新記事
|