丸山敦子のお買い物ブログ

　髪を切った。「髪は女の命」と言われるせいだからか、切る時はいつもごく微量ではあるが寂寥感らしきものが伴う。

さて、その髪を染めるかどうかで私はいつも悩む。父に似て早くから髪が白くなりだしたので、かれこれ２０年くらいは染めているのだけれど、どうも「ウソをついている」ような気がしてならないのである。

それでしばらく白いまま放置する。けれども、これがまたいかにも「手入れを怠っている」ようでなんだか落ち着かない。

周りの友人達も圧倒的に染めている割合が多いし、染めていればそれなりの年齢に見える。染めなければ軽く１０歳は加算されるだろう。

１～２歳ならまあ許せるがプラス１０歳は、メンタル的にキツイものがある。でも、どこかで「ウソつき」みたいな気もしてしまうので、それも困るのだ。

という事情で、こと髪に関する限り「な～に、人がどう思おうと関係ないさ！」と開き直ることが出来ないでいる。

私が子どもの頃、堅気の真っ当な女性は髪を染めていなかった。それがたかだか数十年で、今や猫も杓子もである。

その風潮はどうか？と思いつつも、白いままでいられない自分もいるのだなと思う。つまりは、みみっちいエゴを抱えながら、白と茶色の間を揺れて暮らしているのである。

とりあえず、今日の髪は茶色。

気持ちに合わせ「揺れるピアス」で、過ごします。

アメリカンピアスがカワユイ♪