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カテゴリ:VQ1005 2006年モデル
2015年が始まった昨日(2015年1月1日)、夜になりますが写真を撮りました。場所は和楽備神社にしました。前年の大晦日に撮った神社ですが、今年の始まりもこの神社にしようと思い、この神社を撮ることにしました。
和楽備神社は、創建は明らかではありませんが、社伝によれば、室町時代に蕨を所領とした足利将軍家の一族、渋川氏が蕨城を築き、その守り神として八幡大神を奉斎したのがはじまりと言われています。江戸時代には「蕨八幡」「上之宮」と呼ばれ、「中之宮」(氷川社)、「下之宮」(氷川社)とともに蕨宿三鎮守と言われていたそうです。明治6年村社に列し、明治44年(1911)12月15日町内の18社を合祀して「和樂備神社」と改称され現在に至っています。地元の人に愛される神社です。個人的には子供の頃に友人らとよく遊んだ馴染みの神社の1つです。普段は人がいない神社ですが、さすが元旦だけに、地元の多くの人がお参りに来ていました。 さて使用したカメラですが、今年一発目の写真はトイデジを使用しようと決めていました。それで何を使うかと検討した結果、Vista Quest社のVQ1005 2006年モデル(初代モデル)にしました。一部ではトイデジの王様と言われているカメラです。このカメラ、F値は2.8固定でISO感度はたったの60しかありません。明らかに夜の光景を撮るには不向きです。しかし…逆にこのような性能しかないカメラで夜景を撮ったらどんな写真が仕上がるのか、それが知りたいと思いました。それでこのトイデジで夜景を撮る実験しようという気分になり、実際に撮ってみました。以下がその写真です。 撮れた写真を見てみると…凄まじい写真になっていました。どことなくオドロオドロしい感じになっています。F値は2.8固定でISO感度60、しかも元々がおかしな色合いの写真が撮れるカメラだけあります。しかし、よく見ると味がある(?)夜景の写真に仕上がっているではないか、と思いました。こういう写真はトイデジにしか撮れないのは明らかなので、たまにですが、このようなカメラで夜景を撮ってみようと思いました。 【今回の使用カメラ】 さて今回使用したトイデジのVQ1005 2006年モデルは、F値は2.8固定でISO感度60とデジカメの中でも非力な性能で、それに加えてレンズに安いプラスチックを使用しているため写りがぼんやりというかユルく、ファインダー(手のひらサイズカメラなので液晶ディスプレイを装備できなかったため、その代わりにファインダーが付いています)がレンズをズレているため狙ったアングルでの写真が撮れない(それをしたい場合はファインダーを当てにしないで、自分で計算して撮らないといけません)、センサーなどを安上がりに作ったためか変な色合いの写真になってしまうなど、カメラとして欠陥が多いカメラです。そのため、このカメラが発売されたアメリカでは、子供用のプレゼントとして買った両親が余りの酷さに激怒し、返品したという話が残されています。そんなカメラが消えなかったのは日本や台湾の変わった人々が(僕を含め)、このヒドイ写真が撮れるカメラを面白がって購入したからです(まぁ、さすがにこれを作ったVista Quest社も真摯に受け取り、ユルイけど色合いは普通という新モデルを出すことになりましたけどネ)。「小型軽量低価格で、手軽ではあるが低性能」という本来のトイデジの定義をこれまで見事に再現したカメラは現在では、これぐらいでしょう(このカメラの新シリーズは、基本的に画質などを良くはしてますが、このコンセプト通りに作っています)。俗悪な写りのトイカメラが楽しめる人だけが楽しめるデジカメです。 ▼良かったらクリックしてください。 にほんブログ村 【Q1005 2006年モデルの復刻版 VQ1015 Classic】 今回使用したVQ1005 2006年モデルですが、すでも販売が終了しています。独特な写りをするカメラで、このカメラがトイデジ人気に火を付けたのですが、ヤフオクなどでないと入手は困難です。そのためこのカメラの販売元のVista Quest社はVQ1015 Classicという復刻版を出しています。写りはユルイ、色が変、液晶ディスプレイもなくファインダーもレンズと合ってないとか欠陥だらけのトンデモナイカメラなんですが、それだけにユニークな写真が撮れます。トイデジに関心がある方にはおすすめのカメラです。 Vista Quest ビスタクエスト VQ1015 Classic トイデジカメ パープルVista Quest (ビスタクエスト) VQ1015 Classic トイデジカメ パープル 【楽ギフ_包装選択】 プロキッチン お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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