唐変木　Crazy About Fishin'

7月17日　晴れ

3連休の初日と最終日にマグロ釣りの予約を入れていましたが、南西の風が吹荒れるとのことで敢無く中止。　このストレスを解消すべく、17日に飯岡へ向かいました。　またまた予約無しの強行突破。　最近はジギングが続いていたので、たまにはテンヤ真鯛で美味しい魚をゲットしようと目論みながら、夜中の1時には家を出ました。　　ジギング船は出ない日もありますが、真鯛船は毎日出ているので、特に心配もせず船宿にてチェックイン・・・しかし、なんとお客が一人もおらず出船は無しとのこと。。。　　お～～～やっちまったぜぇ。

チョイスとしてはヒラメ船とキス＆アジのリレー船しかないということなので、テンヤ真鯛タックルでも対応できそうなキス＆アジ船をチョイスすることにしました。

出船は4時半過ぎ。　航程5～10分のポイントで先ずはアジ釣りです。
ここのアジ釣りは、所謂追っかけアジ。　アジの群れを見つけて、サビキ仕掛で直撃。
20号の錘に8本針仕掛を付けて落とすと、水深は10m弱。　錘が底に着いたとたんにクイクイというアジのアタリ。　巻上げてみると小アジが5匹ほど掛かっていますが、船べりでポロポロっと落ちてゲットできたのは3匹。　概ね20cmほどのアジです。　
入れ掛かりとはいかないまでも、こんな調子で1時間半ほど釣りをして15～25cmほどのアジを60匹ゲットしてアジ釣りは終了。　まあ、お土産としては十分は数ですが、やはり釣り味は今一つです。　追っかけアジも深場で30cmクラスを釣るのであれば結構楽しめるのですが。。。
船中釣果は20～90匹。　小生の隣で釣っていた中乗さんが断トツの釣果だったようです。
そうそう・・・何故か小生にはタチウオが一匹掛かりました。　これはお土産としては貴重でした。

船は15分ほど沖に向けてキス釣りのポイントへ。
潮回りもそこそこに水深20mほどのポイントで実釣開始。
テンヤ真鯛用の2.5mの竿に船宿でくれた天秤と20号錘、2本針の仕掛をつけて軽くキャスト。
竿が長いので、取り回しが悪い。。。

底を丹念に探りながらキスのアタリを探しますが、何故かアタリがありません。
小生の釣座は右舷胴の間。　ミヨシに釣座を構える中乗りさん、艫のベテランさんは何れも2本竿で快調に竿を絞ってます。　しかも、殆どダブルで掛かってきます。　小生は乗合いのキス釣りは初挑戦といっても、相手はシロギスですから馬鹿でも釣れるとタカを括っていたら、とんでもない状況に。。。
それでもなんとか良型のキスを連続ゲット。　コツを掴むまでは我慢の釣りをしようと、ビールの栓を抜いてノンビリ釣ることにします。　　
小生が10匹を釣ったころには、ミヨシの中乗りさんは50くらいは釣っていたのではないでしょうか？　　前半の好地合の中で、小生は大幅に遅れをとりましたが、中盤以降は少しコツが掴めてきて、なんとか両隣の半分くらいのペースまで追いついてきます。
そして後半の渋い時間帯になると、今度は小生の方がペースアップ。　最後の方になって、やっとキス釣りのコツが掴めてきた感じです。　2点掛けはないものの、最後の一時間は仕掛を入れるたびに一匹ずつ魚を取り込み、なんとか帳尻を合わせて終了。　最終的には55匹のキスを釣ることができました。　釣れたキスは良型揃いで、まずまずの釣果といったところです。
船中釣果は20～138匹。　やはりミヨシの中乗りさんが圧倒的な釣果を叩き出しました。




お昼に港の戻って船を降りると、午後から真鯛船を出すとのこと。　どうも常連の方が無理を言って、一人で出る模様です。　　小生も結構な常連になってますが、お客さんによって対応が違うというのは残念なことです。　せっかく飯岡まで来たので、これに便乗することに決定。　船頭と2人の釣人を乗せて12時半には再び出船となりました。
やはり鯛を釣りに来たので、目標を達成してから帰るべきであろうと自分に言い聞かせての乗船です。　
航程40分ほど、鯛釣りのポイントは風も強く潮は濁り気味。　しかも潮流0.2ノットと、まったく流れていません。　餌を落としても餌盗りのアタリすらない状況に、ポイントを転々とするも、状況は好転せず。　収まるはずだった風は夕方になるに従って強くなり時化模様に。
寒さに耐え切れず、レインギアを着けて我慢の釣り。　
最後の流しで手のひらサイズの真鯛を一匹と、ショウサイフグを一匹釣った以外は殆どまともなアタリもなく終了でした。　　船頭さんが手のひらサイズを2枚釣った以外には釣果無しということで、最悪の釣りとなってしまいました。。。

流石に14時間船に乗ったので疲れました。

ということで、今回は残念な釣行となってしまいました。