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昨夜はいい夜でした。 20個のローソクを立て、8時に消灯。 2つのテーブルには2個づつ立てただけだけれど、けっこ明るくて充分な照度があった。 たまに文人画家のアトリエで会食に呼んでいただき、そこでお会いする方達を招いての、100万人キャンドルナイト。 一度やりたかった行事なので、実現できていい経験したと大変満足している。 泣き出す人あり、怒って帰る人ありで、いつもより濃密な時間だったように思う。 炎の持つ魔力と言うか、暗さがそうさせたのかもしれない。 人生の半分を占める折角の「夜」を、もっと大切にした方がいいんじゃないか。 白日のように照らすのではなく、部分照明を上手く使って空間にメリハリをつける。 そうすることで明るい場所がより一層際立って、その空間が生き生きと生まれ変わる。 そんな事を考えさせた。 今でもあのローソクに照らされながら熱弁を振るう、G氏の顔が目に浮かんでくる。 感極まって思わず泣いたS女の、2分後にはケロっとしていた横顔を思い出す。 最近離婚という憂き目に会ったN女の、そんな事を微塵も感じさせない強さを思う。 「くだらんくだらん」とはき捨てて帰ってしまったK氏の、心の深層を思う。 レンブラントの絵のように、暗い背景に浮かび上がる顔と貌。 ユニークな個性と個性がぶつかって、ローソクの炎をキラキラと一層燃え立たせる。 暗さが人の心のバリアーを外し、いつもより正直な姿がそこに有った。 こんな経験は初めてのこと。 いい夜だった。 [今日のイイこと]カテゴリの最新記事
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