テーマ:華麗・大川橋蔵の時代劇(438)
カテゴリ:大川橋蔵 映画 (主演)
鹿門・・・寿賀の気持ちを受止めます
![]() ![]() ![]() バランガ族の目が光るなか、伐採の作業を遂行します。鳥らしき異様な鳴き声が響くなか、切り倒した材木を小舟に結び付けるため水辺まで運んで行きます。小舟に材木を結びつけていた者達が水の中へ放り出されたかと思うと、バランガ族は矢を放ってきす。その矢が鹿門をめがけて来たところに陳が立ちふさがり、鹿門に逃げるよういいます。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 森の奥から「ワーッ」というこえが聞こえバランガ族の大群が押し寄せて来ます。鹿門、新蔵人、黒白斎、寿賀はじめ八幡船の乗組員達は石銛が飛んでくる中を必死で逃げます。そんななか寿賀と黒白斎が捕まって連れて行かれてしまいます。鹿門や新蔵人達も追い詰められて身動きが取れなくなったとき、負傷しておいて行かれた伝馬がやって来ていて、爆薬をバランガ族に投げつけ助かり、今度は反対に鹿門達がバランガ族に向かって追いかけていきます。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() しかし、あるところまで追って行くと誰もいなくなり辺りは静寂に、恐る恐る前進したところに見たのは、捕らわれ木に縛り付けられた黒白斎と寿賀でした。 ![]() ![]() ![]() ![]() 鹿門 「爺」 新蔵人「寿賀」 と叫びかけより縄を切ろうとしたとき、銛が背後から突き付けられます。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 全員木に縛り付けられ、バランガ族の儀式のようなものが始まります。 ![]() ![]() 黒白斎が、鹿門に、我々は右衛門太夫の一味と間違えられている、といいます。 鹿門「なに、右衛門太夫と・・・」 親や兄弟が右衛門大夫に皆殺しにされ、その仕返しをめくら船に乗っていた我々に仕掛けて来たのだ、というのです。違うといっても、黒船が証拠だと聞かないのだと。 ![]() ![]() 恐怖に耐えられなくなっている寿賀に、鹿門が声をかけます。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 鹿門「寿賀さん、ほかのところを見るな。俺の目を見ろ」 そういわれた寿賀は、ゆっくりと顔を鹿門のほうに向けます。 ![]() ![]() ![]() ![]() 銛が二人の間を・・・そのなか、少し落ち着いた寿賀が鹿門に話しかけます。 寿賀「あたしのために・・・小静さんが探せなくなって・・・」 鹿門「いうな・・・寿賀さん、・・・美しい因島の浜辺を、馬に乗って走っている と思え。・・・俺と一緒に並んでな」 寿賀が、それに首を縦に振り答え、そして 寿賀「鹿門様・・・好きよ・・・好きよ・・・」 鹿門も寿賀の気持ちを受止めます。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 同じ木の後ろに縛り付けられていた新蔵人が鹿門に声をかけ、 新蔵人「お主だけは生かしておきたいなあ」 鹿門 「何をいうんだ、ここまで来て仲間外れにするな。俺は八幡船の男ではない か」 新蔵人「八幡船の男だから、生かしておきたいのだ」 そんな二人を見ていて、「これが船の上だとな」と嘆きます。 ![]() ![]() ![]() ![]() かしらの合図で物音が止み、次の合図で槍を鹿門達に向けあわやというとき、右衛門太夫の手下で船の見張りをしていた男をみつけたといって連れてきました。その男の息をかしらが止めました。そして、鹿門のところへ行くと縄を切ったのです。 ![]() ![]() 続きます。 🎞️『海賊八幡船』前回までの投稿掲載分は、ページ内リンクできるようにしてみました。下記のそれぞれをクリックしてご購読することができます。 海賊八幡船・・・(16) 海賊八幡船・・・(15) 海賊八幡船・・・(14) 海賊八幡船・・・(13) 海賊八幡船・・・(12) 海賊八幡船・・・(11) 海賊八幡船・・・(10) 海賊八幡船・・・(9) 海賊八幡船・・・(8) 海賊八幡船・・・(7) 海賊八幡船・・・(6) 海賊八幡船・・・(5) 海賊八幡船・・・(4) 海賊八幡船・・・(3) 海賊八幡船・・・(2) 海賊八幡船・・・(1) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024年04月21日 17時30分48秒
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