子どもの脳
子どもの脳は、不思議なコンピューター。ソフトウェアが、ハードをつくっていく。情報によって、脳ミソの在り方が変わっていくんだ。 ドンドン変わる可塑性とともに、非可逆な運命ももっている。これは、恐ろしいことです。 だから、幼い時に、どんな情報やソフトに触れるかどの部分を刺激するか、これは、とってもとっても重要なんだ。だから、教育の緊張感はここにある。 バーチャルな刺激に慣れると、脳ミソは、バーチャルに適応した脳ミソになる。当然です。バーチャルに対応した身体感覚をもちます。リアルとバーチャルで、バーチャルが心地よければ、当然、そこに入りこむ。そして、出てこれなくなる。 知識は感情と一緒になって、はじめて理解されると言う。しかし、感情は、脳ミソでは、「理解」されるが、「感じる」ことはできないそうだ。感情を「感じる」のは、身体のリアルな働きなのだそうな。 リアルな身体感覚を失うと感情を頭では理解しても、感じることはできなくなる。それは、知識の本当の理解への大きな障害だ。 子どもとIT環境との接し方は、食品添加物への注意以上の警戒が必要のようです。、