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2006.10.09
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カテゴリ:ニコライ in AMERICA
フリーダ こんにちわ~、ニコライです~。(この日記の登場人物

 テオティワカン観光の翌日は、フリーダ・カーロ美術館や
 壁画を見に行く予定である。
 そして、この日はじめて、ニコライは、
 ガイド(アブちゃん)の不審な行動を目の当たりにする。



フリーダの青い家(Casa Azul)は、コヨアカン地区という、
旧市街から離れたアルチザンの居住区にある。
この地区は、ホテル近辺のフランス式グランビアと異なり、
ちょっとコミコミした小さい路地の多い一画なのだった。
大型の観光バスを見学地に横付けしようにも、一方通行が多くて・・・。
その時、アブちゃんは、小声でメキシコ人運転手に何か耳打ちし、びっくり
☆新商品☆アメリカ1ドル紙幣(新札) お札を手に握らせた。
よくよく観察していると、どうやら、ポリスへの袖の下を握らせていたのだ。

そういえば、アブちゃんは言っていた。
この国の庶民の月収はおよそ5万円。警官など公務員の給料も5万円程度らしい。
しかし、メキシコシティのような都会で生活するには、
最低一世帯月10万円は必要で、
公務員、特に警官は、あと5万円を袖の下でゲットし、辻褄を合わせているんだ。と。
違反じゃなくても、ヒマを良いことに近寄ってきて、
なんやかんや、いちゃもんつけて、お金をせしめる。。。そんな感じ。

これが、スペイン人が新大陸に持ち込んだ「悪習」だそうだ。しょんぼり
もちろん先進国ヅラしてる今のスペインじゃ、この手賞金は、もはや通用しないけど。
でも、スペイン人が、人を評する時に決まって言及する、
「お金持ちか、否か?」(あと、美人か否か、も)
には、昔の名残があるのかも知れない。
確かにスペイン人の場合、人柄が良い・育ちが良い・頭が良い=お金持ち
だったような気がする。
これは、なんだか日本の現実からはズレているけど、、、
お金持ちが有力者で、支配者で、賢くて、偉くて・・・というのは、
いまだにメキシコでは、常識になっていそうな感じだ。
だから、お金持ちからお金を貰いさえすれば、従っちゃう、許しちゃう。。。
交通事故で殺人しても、30万円払えば、無かった事になる。
【Aポイント付】ピンク・フロイド Pink Floyd / Dark Side Of The Moon(CD) ■Pink Floyd /Money(VTR) 今日のBGM、ベタだよ。。。

カースト マヤの時代のフィギュアだよ。スマイル
 伝統的にカースト制みたいな階級ピラミッドがあったらしい。
 人々の態度が、何となくインドに似てるな、と思ったのは、
 ここに原因があったんだね、きっと。
 スペイン人入植者が偉くて、原住民がその支配を受ける。
 それを、生まれながらの宿命と受け容れていたところが、
 無きにしも非らず。
 度々の革命だって、基本的には白人系知識人の意識で、
 被支配者層から立ち上がったわけじゃないらしい。


この国にアメリカンドリームは無い、努力は無駄である。
だから、今のままで、ちょっとだけ他人より巧いことやって、
金持ちから、いくら巻き上げたって構わない、のだ。
そんなムードである。しょんぼり 他力本願な寄生虫みたいだ・・・

メキシコ人は、概して、他人の不幸が好きだとも言う。
日本のTV番組での中では、
おしん 完全版 少女編 ◆20%OFF! おしん 完全版 青春編 山形・東京 ◆20%OFF! おしん 完全版 試練編 東京・佐賀 ◆20%OFF! おしん 完全版 自立編 流浪そして伊勢へ ◆20%OFF! おしん 完全版 太平洋戦争編 ◆20%OFF! おしん 完全版 再起編 ◆20%OFF! おしん 完全版 完結編 ◆20%OFF!キャンディ・キャンディ(6) が人気らしい。
※明日はお休みします。 バイバイ





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Last updated  2006.10.09 14:33:10
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