【書籍化】転生したら悪役令嬢になりました。婚約破棄のイベント、早く来い:全年齢
題名【転生したら悪役令嬢になりました。婚約破棄のイベント、早く来い】作者:和泉杏花 様カテゴリー:全年齢(R15)https://ncode.syosetu.com/n2863gc/※2022,8,2に一迅社ノベルス様より書籍化されました!※この小説は短編【転生したら悪役令嬢になりました。婚約破棄のイベント、早く来い】の連載版です。上記短編は一迅社様より発売の【悪役令嬢ですが、幸せになってみせますわ! アンソロジーコミック2】の六話目に漫画版が掲載されています。【あらすじ】小さな国アルディナ、そこで外交官の娘として生まれたリウム=グリーディはアルディナの第一王子の婚約者として、そして外交官として日々を過ごしていた。ある日前世の記憶を取り戻したリウムは自分がとあるゲームの悪役令嬢として生まれ変わった事を知る。リウムは主人公である妹のプルムに婚約者の王子を奪われ、国を追い出される立場。それを思い出した事で、自分がやってもいない妹への嫌がらせで責められていたこと、他国では評価される外交の成果が国内ではなぜか評価されないことの理由を知ったリウム。……アルディナには、ゲーム補正が働いている。自分が何をしようとも、アルディナの中ではゲーム通り悪役にされてしまうことに気が付いた彼女の胸に湧きあがったのは歓喜だった。「婚約者がいるから、身分の差があるから、アルディナの令嬢として生きる責任があるから。そんな風に諦めていた恋が叶いそうなので、身分差のせいで思いを伝えられずにいた両想いの執事と共に国を出たいと思います」たとえ自分が国を出たことで、今まで守っていたアルディナに危機が迫っても、敵意を向けてくる人達に愛を向け続けることはできない。リウムが追放され、プルムが主人公として王子と結ばれるゲームストーリーは終わりを告げる。この先の未来は定まってはいない。追放された悪役令嬢の、ゲームには描かれないストーリー後の物語。この作品はちょっと不思議です、題名から想像していた展開を何度か裏切られました。前半部分はタイトル通り、という感じで展開していくのですが、後半はそうなるのか?!という感じになります。世界観が難しい、まではいかないですがちょっと複雑で、色々な世界線っていうのかな、そういうのがあるので、ちょっと頭の中で組み立てる必要があります。ヒロインは、ドアマット系ヒロインのカテゴリーに入ると思うのですが、なんだろう、、、不思議なのは国民が洗脳状態みたいになっていることだと思います。ヒロインは、ゲーム補正といっているのですが、その状態が催眠状態のような洗脳状態のようなとても不思議な状態になっています。ヒロインは国から逃げ出すべく、色々と準備して逃げ出すのですが、お話は逃げ出してからが本番!みたいな感じです。なので、タイトルだけでは想像できないんですよねー。ヒロインは洗脳された状態ではないはずなのに、なぜか考え方が偏っていたりしていて、そこもだんだん疑問に思ってきて・・・ヒロイン自体が呪われているのか?とか魅了されているのか?とか、、、その辺りからだんだん物語のながれに世界観の不思議さがでてきて・・・後半へ・・・。後半を書いてしまうとお話を読む楽しさが半減してしまうのと思うので書けないのですが、気になる方は読んでほしいなと思います。どこが善で悪なのか、とか、その辺も考えたりするので、あっさり読むというよりはじっくり読む作品だと思うので、じっくり読みたい気分のときに読むのをおススメします!読んでいて作者様の作風なのだと思うのですが、ちょっと説明が長いというか反復するというかそういう表現が多いのが少し感じました。#ドアマット#魔法#王子#婚約破棄#身分差#ハッピーエンド#乙女ゲーム#異世界転生