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テーマ:戦争反対(1189)
カテゴリ:対中・対韓関係
当ブログで以前に取り上げた従軍慰安婦の写真展を、今日見に行ってきました。諸事情から、今日以外に、開催時間である午後6時半までに新宿にたどり着ける可能性がなかったので。間に合うかどうかギリギリでしたが、とにかく行ってみました。
幸いなことに、何とか間に合いました。さらに幸いなことに、私が見に行ったときには、変な連中は見あたりませんでしたので、落ち着いて鑑賞できました。しかし、警備員が3人くらいいて、荷物の開封検査に金属探知機まであるとは、空港や裁判所並の警備だなと思ってしまいました。 で、写真展の中身ですが、いったいこの写真展のどこが、そんなに騒がなければならないような問題があるのか、私にはまったく理解できません。 個別の写真にはキャプションは一切ありません。全体の解説文はありますが、そこにも日本軍の関与がどうとか戦争犯罪がどうというような話はまったく書かれていません。 要するに、かつて従軍慰安婦だった韓国・北朝鮮出身の女性たちの現在の姿を撮影している、というだけのことです。 ただ、彼女たちの姿は、いろいろな意味で考えさせられるものであることは確かです。いずれの写真も中国で撮影されたもので、ということは彼女たちは戦後も故郷から遠く離れた異国に置き去り状態であったわけです。その人生が苦難に満ちたものであったことは容易に想像できます。彼女たちの現在の生活がどのようなものかは分かりませんが、部屋の様子や家の様子から見て、どう考えても豊かな生活、満ち足りた生活でないことだけは分かる。 以前にも書きましたがこの問題が日韓の国家間の立場の代理戦争みたいな様相になっていることに、私は大いに違和感を感じています。 彼女たちは、若い人でも80歳を超えています。おそらく残り少ないであろう人生の最後だけは、せめて平穏で幸せな生活であってほしいと願います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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