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2014.02.01
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テーマ:戦争反対(1189)
カテゴリ:対中・対韓関係
仏漫画展、慰安婦扱った日本の作品を撤去 韓国作品よくて日本がダメな理由は何か
ヨーロッパ最大級の漫画フェスティバルで、韓国が慰安婦問題をテーマにした作品を大量出品したことに対抗し、日本の民間団体が韓国の主張に反論する内容の作品などを展示しようとした。ところが、主催者側がこれらを撤去して、日本政府が遺憾の意を示す事態にまでなっている。
民間団体「論破プロジェクト」のホームページによると、2014年1月30日に開幕した仏アングレーム国際漫画祭で、韓国側の倍に当たる100点ほどの漫画を展示する準備を進めていた。

日本政府が遺憾の意を示す事態に
そして、この動きに賛同するテキサス親父ことトニー・マラーノさんとともに、展示場所近くで前日の29日に記者会見をすることにした。ところが、マラーノさん支援者のフェイスブックによると、昼食で目を離したすきに、主催者側が来て漫画などをすべて撤去してしまったというのだ。
会見を始めると、主催者側は「ここで記者会見を開く許可などしていない!」「このブースはもう終わりだ!」などと怒り、マラーノさんとともに抗議しても受け付けなかった。
この騒ぎは、産経新聞がまず報じ、主催者が漫画について「政治的な宣伝だ」と指摘したとされた。その後、共同通信なども報じて、岸田文雄外相が不快感を表明する事態にまでなった。
韓国政府の主導で、慰安婦の強制連行があったという内容の作品展示は許可されているのに、なぜ日本側の作品展示はダメなのか。
外務省の文化交流海外広報課では、作品展示が許可されていたかについて、無許可ではなく、手続きはされていたと取材に答えた。作品の撤去は、政治的な中立をうたったフェスティバルの趣旨にそぐわないとされたとしたうえで、日本側だけがダメな理由については、こんな見方を示した。

「歴史的事実否定」にはセンシティブ?
「1つには、慰安婦問題そのものがなかったという内容になっていたことがあると思います。確かに、表現の自由ということはありますが、ナチスのガス室はなかったといった、歴史的事実を否定したとみなされる内容については、ヨーロッパの人たちはセンシティブになっています」
つまり、慰安婦問題の存在自体を否定したことは「ナチスのガス室はなかった」と言っているのに等しい、と主催者側は考えたということらしい。日本側の展示会場にあった説明パネルには、ナチスドイツの党章「ハーケンクロイツ」を一部で使っており、そのことも主催者を刺激したのではないかと指摘している。
ただ、外務省の文化交流海外広報課では、ヨーロッパなら物議を醸す内容ではあったにしろ、一方的に日本側の展示を撤去したことに遺憾の意を表したとした。しかし、あくまで民間ベースのフェスティバルであり、趣旨に合うかを判断するのは主催者にあるとして、抗議はしていないという。主催者については、韓国寄りではないかとの指摘があるが、外務省の担当者は、ヨーロッパの人たちの見方が入っているとしながらも、「バイアスがかかってはいないと理解しています」としている。
なお、外務省では、韓国の展示も政治的な内容を含んでいるとみており、主催者側には、これまでも再三、フェスティバルの趣旨にあった内容になるよう対処してほしいと言ってきたという。

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正直なところを言えば、韓国側の姿勢も、漫画フェスティバルを歴史認識問題の争いの場にすることは、さすがにどうかという気はします。韓国側の漫画の記述にも、誇張の部分はあるようです。
ただ、それはそれとして、従軍慰安婦問題は「あった」という主張と「捏造だ」という主張、どちらが国際的に説得力を持つか、これほど如実に示している例はありません。
何度も書いているように、日本のネットウヨクの言い分は、国内でしか通用しない内向きの理屈でしかありません。

ヨーロッパ諸国が歴史修正主義、極右的主張に対して非常に神経を尖らせていることは周知の事実です。そこにもってきて、説明パネルにハーケンクロイツを使うなんて、馬鹿としかいいようがありません。日本国内で好き放題に展開している主張を、そのまま外国に持ち出しても誰も共感などしてくれない、というあたりまえの事実に気が付かない。米国で、慰安婦決議に反対するつもりでワシントンポストに意見広告を出し、かえって決議の成立を促進した過去の例と、同じことを再び繰り返したようです。馬鹿な奴らと笑いたいところですが、彼らの発言や行動が、そのまま日本全体の国外での評価につながるとしたら、笑ってばかりもいられません。

ところで、引用した記事には触れられていませんが、この漫画フェスティバルの主催者が日本側の展示を撤去した理由は、おそらく極右的、歴史修正主義的という以外にもう一つあると思われます。
それは何か。

韓国の主張に反論する内容の作品を準備した日本側の団体として、記事には「論破プロジェクト」なる団体名が挙げられていますが、その素性が問題です。
現在はホームページ上から削除しているようですが、以前は賛同人、後援団体のリストが掲載されていました。いかにもな極右文化人の名が並んでいるのですが、その中に、後援団体として「幸福の科学」の名があります。
そして、現在でもメインキャラクターとして「トックマ」なるキャラクターが掲示されています。

スタッフブログ2013.9.5メインキャラクターであるトックマを描きました

この、トックマなるキャラクターは、前回の都知事選と参院選に、幸福実現党から立候補したトクマ(椙杜徳馬)のキャラクターです。また、前述の賛同人リストには、トクマの名はありませんが、やはり幸福実現党から出馬歴のある漫画家さとうふみやの名があります。

これらの事実を総合すれば、幸福の科学は、「論破プロジェクト」の単なる後援団体の一つではなく、事実上系列団体と見て間違いなさそうです。そして、フランスにおいて、「幸福の科学」は1995年の国会報告でカルトのひとつとして認定されています。
歴史修正主義ということに加えて、それを主導しているのがカルト宗教では、そんなものの宣伝の場にフェスティバルを使わせる訳には行かない、というのは当たり前すぎるほど当たり前の話です。

で、この件について、在日フランス大使館のツィッターがネットウヨクに占拠され、炎上状態になっていると報じられています。少し前にも同じようなことがありました。安倍の靖国参拝を米国務省が「失望」と批判したときも、米国大使館のフェスイブックが同じようにネットウヨクに占拠されて炎上状態になりました。
そうやって彼ら自身の「自尊心」を満たせば満たすほど、日本の国際的な評価は地に落ちていくわけですが、そのことには彼ら自身は全然気が付いていない。実に短見浅慮な連中です。





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最終更新日  2014.02.01 10:34:20
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