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テーマ:フォルクローレ音楽(93)
カテゴリ:音楽
昨日、横浜・鶴見区民文化センター(サルビアホール)で演奏してきました。全部で6グループ集まっての演奏でした。
9月26日に引き続いての演奏でしたが、9月はメンバーが1人欠けていた上に、外部公開なしの仲間内の演奏会でしたが、今回は幸いフルメンバーがそろい、一般のお客さんも入れてのコンサートでした。当ブログの読者の方にもお越しいただき、ありがとうございました。 というわけで6曲演奏しましたが、そのうち3曲を公開します。 Viento del sur 南からの風 Idilio イディリオ Poncho de vicuña ビクーニャのポンチョ PA機材なしの、生音だけのコンサートでした。しかし、反響版付きで音響の非常に良いホールで、会場も小さいので、客席から聞く分にはマイクがなくてもまったく問題ありませんでした。ただ、演奏する立場からすると、PAがないので返しがなく、隣の奏者の音は聞こえるのですが、隣の隣(私から見た場合は弦楽器)の音は、モワモワっとした音でよく聞こえず、非常に怖かったです。客席での聞こえ方とステージ上での自分たちの音の聞こえ方は、結構違うものです。 ところで、コロナ騒動以降「キラ・ウィルカ」としては初めて外部一般公開のコンサートでの演奏でした。いったいいつ以来と思って過去の記録をさかのぼったところ、 今年9月(逗子)外部のお客さんなし(コロナ後初演奏) ---ずーっとコロナ 2020年1月(墨田区)内輪の演奏会、外部のお客さんなし(コロナ前最後の演奏) 2019年10月(町田)同上、外部のお客さんなし 同年同月(厚木)介護施設で演奏、外部のお客さんなし 2019年5月(お台場)ラテンアメリカフェスティバル ↑これ以来 2019年5月以来、2年半ぶりの公開の場での演奏だったのでした。そりゃ、力も入ろうというものです。この間別グループでの演奏はわずかにありましたけどね。 その他の出演グループです。と言っても、全部で6グループ出た中で、前半は自分たちの演奏があるので撮影しそびれてしまい、後半だけしか撮影できていません。 ソニャドーレス 今回のコンサートの企画、主催がこちらのグループになります。 ヨシオ・ウィズ・ラディカル・アンデス・コネクション アルゼンチンのコスキン音楽祭日本代表となったこともある、異色のケーナ奏者ヨシオさんのグループ。ただし、このグループでの演奏は異色というわけではなく、いたって真面目なうえに演奏レベルも極めて高い。 ドス・フローレス・ウナエスピーナ ペルー出身のケーナ奏者イリチさんと女性2人の3人によるグループです。 ところで、ソニャドーレスの使っているボンボ(太鼓) ボリビアのボンボは合板を丸めて作りますが、アルゼンチンのボンボは大木をくり抜いて作ります。 ということは、ボンボを1個作ると、その内側のくり抜いた木が残ります。それを使って作ったボンボがこれです。だから普通のボンボより小さくて軽い。 そしてさらに、このボンボの内側もくり抜くので、それを使って更に小さいボンボも作れます。 材木一つから、大中小3つのボンボが作れるわけです。ロシアの民芸品マトリョーシカと同じようなものです。 ゴホンと言ったら龍角散、カホンと言ったら箱を叩け。 ・・・・・・フクロウの巣箱ではありません。カホンというペルー原産の打楽器(最近はスペインのフラメンコなどにも使われる)です。 ヨシオ・ウィズ・ラディカル・アンデス・コネクションで使っていました。 これもヨシオ・ウィズ・ラディカル・アンデス・コネクションの楽器。 ハーディーガーディーと言います。南米ではなくヨーロッパの楽器。 チャランゴとサンポーニャの達人で、しかもハーディーガーディーも弾くなんて、そんな奇特な人は日本中に多分一人しかいないのでは? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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