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2023.12.05
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テーマ:ニュース(99693)
カテゴリ:その他
部下の大半が一斉退職…「振り向いたら誰もいなかった」 “毒上司→いい上司”になるためには? 夏野剛氏「気づきを与えることが大事」
今月発表された新卒社員に関する調査で、直近5年間に新卒で社会人になった4人に1人が退職していることがわかった。そのきっかけで1位となったのが「上司・先輩の発言」。6割以上の新卒が上司との関係に悩んでいる。
40代の管理職・すけ部長さんは、7人の部下のうち5人が一気に退職した経験がある。当時の状況について、「立て直しを命じられて異動した部署で、まだ27、28歳と若かったこともあり、人一倍ガツガツやっていたが、周りが冷めている感じだった。“お前らが当事者だろう”と感情的に叱ることもあり、だんだん部下から反発を食らうようになった。俺の背中を見ろというよりは、一人で勝手に突っ走って、振り向いたら誰もいなかった」と話す。
プレーヤーと管理職の仕事は想像と違っていたという。「そんなに大きい会社ではなかったので、数字を上げた人間が自然と管理職になっていく流れだった。私に命じられたミッションがV字回復で、部下育成は命じられていない。その状態でアサインされて(任されて)、後から“部下が育成できてないじゃないか”と詰められて、しんどい思いをした」と振り返る。
部下の5人が退職したときは「自己否定された感じで、誰も信じられない心境になった」と傷ついたそうだが、部下のことは好きだったという。「好きだったからこそ厳しくなった。恋愛じゃないけど、好きな人に辛く当たり“なんで振り向いてくれないんだ”みたいな。そういう体質が僕にあるのかもしれない」。(以下略)

---

以前にも書いたことがありますが、最近うちの職場でも途中退職が激増しています。「人もうらやむ」正規職公務員が、転職のため退職なんて、ひとむかし前には極めて稀でしたが、近年は急激に増加しています。
が、それに次ぐのがメンタルを病んでの退職でしょうか。これは、転職とは違って急増はしていません。以前からある、今もある、急増はしていないけれどまったく減らない、という感じです。
そして、その「メンタルを病む」の原因にはいろいろありますが、上司のパワハラというのが結構な割合でいます。

私自身、パッと思い浮かぶだけでもパワハラ体質の管理職がすぐに複数思い当たるし、その部下が今までに何人も退職に追い込まれています。もう相当昔のことになりますが、連日静かな昼休みに、上司の怒声が鳴り響き続けたことがあって、標的が私だったわけではないのですが、毎日生きた心地がしませんでした。だって、いつ標的が変わるか分かったものではないし(実際、私も危ういことがありました)。
被害者が内部的な相談窓口に訴え出ても、とりあえず加害者と被害者を人事異動で引き離すという応急処置だけです。もちろん、それで訴え出た被害者はパワハラ上司からは逃げられますが、代わりに別の人が人身御供になるわけです。
多分完全に表沙汰にすれば、つまり裁判に訴えて勝訴すれば処分されるでしょうが、残念ながらそこまでやった人は見たことがないのが現実です。だってメンタルを病むくらい追い込まれている人が、裁判を戦い抜くのは容易なことではありませんから。

おそらく、どこの職場にも、民間公務員問わず、この種の毒上司はいるのではないでしょうか。
多分、パワハラ体質の人って、自分がパワハラをしているという自覚はありません。ひたすら他罰的思考で、部下が悪いと思っている。だからタチが悪い。逆に自分が悪いと知りながらパワハラしているとしたら、それは最悪かもしれませんが、自分が悪いと自覚しながら悪いことを続けられる人は、そう多くはないでしょう。自分が悪いと思っていないから、相手が悪いと思っているから平気でパワハラが続けられるわけで。
「好きだったからこそ厳しくなった。恋愛じゃないけど、好きな人に辛く当たり“なんで振り向いてくれないんだ”みたいな。」と引用記事にありますが、これこそ、もし恋愛に置き換えればストーカー、あるいはドメスティックバイオレンスの心理そのものでしょう。主観でどれほど「好き」だろうが、相手にとってはそんなのは知ったことではないわけで、そんな理由で辛く当たられたのではたまったものではありません。

この種のパワハラ上司を簡単に退職や降格に追い込める手段があればよいのですが、逆にそのような手段がパワハラ上司が気に入らない部下を簡単に退職や降格に追い込むことに悪用されかねない、という側面もあります。
なかなか一筋縄ではいかない、難しい問題です。





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最終更新日  2023.12.05 22:43:37
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Re:どこにでもいるかもしれない(12/05)   Bill McCreary さん
私の以前の勤め先の事業所で、当時40過ぎくらいのやたら高圧的な女性がいまして、その人のいたセクションは係長(男性)と20代の女性の3人でした。係長職は精神を病み職場に来なくなり(幸い退職はしないですみました)、20代女性は仕事中に泣き出しました。これも、相当なパワハラですよね・・・。 (2023.12.07 20:24:44)

Re[1]:どこにでもいるかもしれない(12/05)   inti-sol さん
Bill McCrearyさん

それは関係性においては上司と部下が逆転しているので、「優越的な関係を背景とした言動」とは言えないので、20代の女性に対してはパワハラですが、係長に対しては定義上はパワハラには当たらないかもしれません。
ただ、私自身も経験あります。高圧的というか、完全に境界性・・・・の人。仕事はできないけど高圧的、全部他人が悪い。
もうね、胃に穴があくかと思いました。
(2023.12.07 23:56:00)

Re:どこにでもいるかもしれない(12/05)   Bill McCreary さん

係長に対しては定義上はパワハラには当たらないかもしれません。

突然思い出しましたが、かつてあった大阪府教育長による大阪府教育委員へのパワハラ(?)も、なかなかすさまじかったですね。


//blog.goo.ne.jp/mccreary/e/6c70a5a7e557cdc1048e8db07a5db2ff


教育長は、教育委員に業務上の指示監督命令権限はないでしょう。 (2023.12.08 19:25:11)

Re[1]:どこにでもいるかもしれない(12/05)   inti-sol さん
Bill McCrearyさん

>大阪府教育長による大阪府教育委員へのパワハラ

まあ、維新なんて、存在自体がパワハラみたいなものですから。自分の意に従わないものは何が何でも屈服させるってことでしょうか。
そういえば、維新の馬場代表が、自民党の政治資金パーティーをめぐって「維新の会というのは派閥、ありません。全員が『馬場派』ということなんですけれど」と言ったそうで。
いやいや、それで、どの口で共産党の民主集中制を批判とかできるのかねって思いますよ。 (2023.12.11 21:50:35)

Re:どこにでもいるかもしれない(12/05)   nordhausen さん
サスペンスドラマとかでも、主人公やそれに準ずる登場人物が管理官などのキャリア警官から激しく叱責される描写がしばしば見られますが、これもパワハラと言えるのかもしれませんね(管理官などからすれば、警察の体面を何としても守りたいという事もあるのでしょうが)。恐らく現実の警察組織でもこのようなパワハラが少なからずあるのでしょう。

学校現場においても、概ね1990年代ぐらいまで教師が児童や生徒に対して体罰を振るったり、廊下に立たせる事が当たり前だったという話もあります。これも、教師による児童や生徒へのパワハラ行為だと思いますね。 (2023.12.13 21:29:19)

Re[1]:どこにでもいるかもしれない(12/05)   inti-sol さん
nordhausenさん

確かに警察と自衛隊はパワハラが多いのは間違いないです。
学校も、中学では記憶がありませんが、小学校では私も体罰を受けた記憶があります。45年かそれ以上年月が経った今でもそのことはよく覚えています。それだけ悪い意味で強烈な記憶ということです。 (2023.12.14 22:59:07)

Re:どこにでもいるかもしれない(12/05)   nordhausen さん
ところで、建設業や職人なども慢性的な人手不足が問題になっていますが、これは賃金水準が低いなどの労働環境の問題だけでなく、徒弟制度の名残で上司や親方からのパワハラが激しいなどの体育会系の風習が根強く残っているのも要因なのでしょう。若い世代も、そういう風習を敬遠しているという事なのでしょう。

また、パワハラとはまた異なりますが、新聞や雑誌で「上から目線」で論じている論者や記者の記事を見かける事がしばしばありますが、こういう記事を読むといささか不快に感じる事がありますね。 (2023.12.17 14:39:34)

Re[1]:どこにでもいるかもしれない(12/05)   inti-sol さん
nordhausenさん

確かに建設業や職人などの人手不足に、パワハラというか、体育会的気質が影響している側面はあるかもしれませんが、賃金の低さや安定性も無視できない問題なので、どれが最大の養親、というのは分かりませんが。
新聞や雑誌が「上から目線」というのは、私自身はそこまでは気になりません。もちろん、「お前ら下々のものが」みたいな論旨が見えたら、それはふざけんなと思いますけどね。状況を俯瞰的に幅広く捉えようとすると、「上から目線」という批判はついて回る側面はあります。 (2023.12.20 06:53:57)


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