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いただき繕@UK

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2011.12.27
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カテゴリ:in LONDON

ロンドンに戻ってきた。

拠点があるということはありがたいこと。
運がよく、
僕には「天ぷら奉行」
という役が残されていた。

拠点、拠点で何かの役割が用意されている
というのはとても大切なことだ。

人間、必要とされると嬉しいし、
僕の大部分の体はそれによって動かされる、
疲れることなしに。

「本当の自分」というのはいるのではあろうが、
この自分を構成している何十兆の
細胞一つ一つも、とりあえず
所属は僕になっている。
である以上、
彼らとどううまくつきあうか
ということが、
同時に自分とは何かを
見つけることにつながるようだ。

そして、それには、
彼らにも
「喜んでもらえることをする」
ということが近道であることがわかってくる。

そして、彼らに「喜んでもらえる」には
どうするか、
それは夢中になることだろう。

そして、その夢中になる為には
自分の「役割」が見つけられるかどうかだ。


それは、この農哲学院の役割の一つであると思っている。

「何で自分は生きているのか」
というのは、ちょっとカタい問いかけだろうけれども、
「自分の役割はなんだろう」
という問いかけの方が柔らかい。

その自分の役割を、日々の生活(実践)の中で
見つけていく(体感していく)のが
この農哲学院であると思っている。



僕は変わった。

何をやっていても、
そこに「喜び」を見つけられる自信はついた。


「何か一つ、本当に夢中になれることはあるか、
それも、ご飯を食べるのも忘れるほど」

その問いかけに、
僕はちょっと戸惑いながらも、
「農業と料理」
という答えが思い浮かんだが、
しかし、一つと言われてしまうと
どう答えていいのかわからなかった。

どの一つ一つも
そこに喜びを見出すことができ、
その一つ一つのことに夢中になれて、
しばしばご飯を食べるのも忘れてしまう。

もちろん、その「一つ」が見つかれば
いいのであろうが、
別に無理をしてその「一つ」を見つけなくても
良いような気もしてくる。
その時、その時の役割がその「一つ」であるというのも、
また答えであるような気もするのだがら。

どうやら僕は違うところに
その「一つ」があるようだ。

そして、その「一つ」が
実がちょっと広い「一つ」であることも
うすうすわかってきた。

そういえば、僕は
この「一つ」については
ちょっと遅かったが18才の頃に
見つかっていたのかもしれない。
それを求めて、最初は現代社会の中で
求めようとしたが、
それが駄目であることがわかり、
ついにこの場所で見つかりかけている。



オーバンのお店は
12月23日でひとまず
しばらくお休み。
来年3月1日からまたオープンする。

このところの流れの速さを見ると、
3月の時点ではかなり状況が変わっているだろう。

そして、僕はちょうど1か月後に日本に帰る。


僕の役割は今のところ、まだ日本にはない。
だからおそらく、また外に出るだろう、
来たるべき時に備えて。



人は一旦は外に出るべきなのだ。
そして、折しも、それを加速、というか、
せかしてくれたのが、
あの大震災。
あの出来事はそのサインであることは明白だ。

そして、一旦外に出てみて
実感すべきなのかもしれない、
どこも同じであることを。

だから同じことをする、どこへいっても。
その同じことが、
「人の道にかなっているかどうか」なだけ。
それが人を救うことにつながるかどうか。

そして、それを実感しやすくて、
近いことが、今やっている、
料理であるし、
農業であるし、
家づくり、である。
また、今やっている語学の勉強である。

いわゆる、大義名分を得た人は強い。
闇の力をはねのける力を誰もが持っている。

できれば、このようなことを
他の人にも体感してもらいたい。

By Yasu





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Last updated  2011.12.28 00:35:31
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マム@ ありがとう 遠い遠い外国で娘が暮らしています。 学…
マム@ ありがとう 遠い遠い外国で娘が暮らしています。 学…
いただき繕@UK@ Re:なるほど そうそう、もう無駄な抵抗はやめることに…
農哲@福井@ なるほど  ふにゃふにゃになって自分の闇にも 相…
いただき繕@LONDON@ Re:いい時間をお過ごしください!(08/28) お久しぶりです、コメントありがとうござ…

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